アイドルグループ『AKB48』が21日、5大ドームツアーの福岡公演をヤフオクドームで開催した。
6月8日の第5回選抜総選挙で卒業を発表していた“麻里子様”篠田麻里子(27、チームA)。この日は、篠田の親族が40人ほどが見守る中で完全燃焼し、終演後に囲み会見を開いた。
報道陣から「卒業おめでとうございます」と、言われると笑顔を見せつつ、「久々に福岡でできたという嬉しさと、やっぱ福岡でできると安心感があってホッとしますね。福岡はすごくいいところで、おいしいものも多くて、大好きです」と、思いを。
「達成感はある?」と尋ねられた篠田は、「いつかは自分も卒業式をって考えていたので、ここで卒業できたってことは自分にとって最高の終業式だったなと思います」と話した。
今後福岡を拠点に活動することも考えているそうで、「そういうこともちょいちょい出てくると思っています。福岡でも活動したいなと考えています」と、明言。
本公演では世界的ダンサーのKento Moriがバックダンスで踊るという豪華仕様もあったが「運がいいなって思いましたね。忙しい方でお会いできることがないんですけど、後ろから来る気迫が違って。本当にいい卒業式になったなって。悔いはないです」と、いい思い出になったそう。
この約8年間を振り返ってもらうと「福岡で自分を探していたし、自分がどうなるんだろうと考えていた。このAKBに出会えたことがこんなに大勢の方の前で卒業式をさせてもらえると思ってなかったし、振り返ってもAKBに出会えて良かったなという1日でした」と、万感の思いを語った。
さらに、ライブ中にチームAのキャプテンを“ゆいはん”横山由依(20)を指名したことを尋ねられると、「研究生時代から知ってて、頑張り屋さんだし、うちの(高橋みなみ)総監督に似ていて、もうこの人しかいないなと思っていました。チームAになったときに、私じゃなくて、由依の方がキャプテンがいいって思っていたから。秋元(康)さんに相談して、秋元さんもそれでいいんじゃないかと言ってくれて。本人にもどう?って聞いたら、やりたいですと言ってくれた」という。
このことはこれまで誰にも言っていなかったそうで、みんなにキャプテンをやりたいか、さりげなく聞いていた時に答えてくれたそう。本当のサプライズだったため、篠田は「さっき聞いたんですけど、裏でその発表があってから誰も(スタッフが)いなくて映像撮ってなくて、メイキングはないそうです。その瞬間はみんなビックリしていたそうです」と、裏話もあったのだとか。
また、福岡ということで総選挙1位の『HKT48』の“さしこ”指原莉乃(20、チームH)へコメントを求められると篠田は、「AKBで観ていた部分と違ったしっかりした部分が見れたので私が言うほどではないかなと思っています。HKTメンバーも可愛い子がそろっているので大丈夫だと思います」と、背中を押していた。
そして、22日にAKB48劇場で開く卒業公演については、「250人の自分が始まった劇場ですので、自分の原点に感謝をしてありがとうと言えるような。こじんまりとしていますけど、そこからのスタートなのでこっちの方が泣いちゃうかもしれないくらい高ぶっちゃいますね」と、翌日への思いを語っていた。
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