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ジョニー・デップ、ピエロ嫌いと落馬エピソードを告白!報道陣500人、新宿~六本木を大移動

ジョニー・デップ、ピエロ嫌いと落馬エピソードを告白!報道陣500人、新宿~六本木を大移動
来日会見を行ったジョニー・デップ

 ハリウッド・スターのジョニー・デップ(50)が17日、都内で行われた映画『ローン・レンジャー』(監督:ゴア・ヴァービンスキー/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)の来日記者会見に、アーミー・ハマー(26)、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(67)、ゴア監督(49)らとともに出席した。

 午前中に行われた来日会見には、テレビ82台、記者180人。別室のフォトコールの会場にはカメラマン100人の総勢529人が訪れ、雨が降りだした夕方5時からのレッドカーペットには、テレビ110台、記者とカメラマン105人に加え、ファン2000人が六本木ヒルズアリーナを埋め尽くした。

 映画『パイレーツ・オブ・カリビア』の製作、監督、ジョニー・デップが満を持して3人が再結集したアクション・アドベンチャー。

 帽子にサングラスというスタイルで登場したジョニー・デップ。カメラマンたちの要望に、「ハーイ」とばかりに手を上げたり、笑顔も見せるなどご機嫌だった。続いて行われた記者会見では、「子供のころから『ローン・レンジャー』をテレビシリーズで観ていたけど、なぜローン・レンジャーの助手でしかないのかとトントの方に興味があったんだ。僕は、ジャック・スパロウなど、アウトサイダーな人たちに関心を持つ。今回は、トントを前面に押し出すチャンスだと思ったんだ」と、熱く語る。

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 悪霊ハンターのトントというキャラクターを作ることが楽しかったそうで、「今までにないものができると思った。ある絵画の中に原住民が描かれていた。それは、いままで見ていたものと違って、頭に鳥が乗っていて、魂の案内人のように彼の一部になっていた。それで、鳥を乗せることを思いつきました。みなさんもやってみるといいです」と、ジョークを交えながら、奇抜な衣装のアイデアの元となったエピソードを披露した。

 デップを繰り返し起用する理由について、プロデューサーのブラッカイマーは、「新しいものを映画作りのパーティに持ち込んでもらいたいから。彼は常にやってくれます。台本通りに真似をしてくれということは望みません。トント、ジャック・パウロの演じ方によってもわかると思います。これまで、いろんなキャラクターを演じてきました。新しいもの、ユニークなものを常に作り続けてくれている俳優です」と、全幅の信頼を寄せている。

 トントという役についてデップは、「演じることができたのは、両端にいる監督とプロデューサーのおかげです。面白いキャラをやらせてくれる。楽しいキャラクターで、突拍子もないこと言ったり演ったりするので楽しいキャラクターでした」と、楽しんで役作りに励んだという。

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トントの人形

 その基本となる肉体づくりも入念に行ったそうで、「身体づくりは頑張りました。大きな獣と戦う。大きな馬ですとか、重労働が待っていると思いました。トントは何でもできると思われなきゃいけない。戦士ですから、体がとっても大事だと思った」と、振り返った。

 そんなデップだったが、トークの中で、「すごいスピードで走っている馬から落ちたところ。めったにできない経験ができたからよかった」と、苦笑いするシーンや、「長年ピエロ(道化)が怖かった。笑わせてくれる道化はずなんですけど、怖かったです。今は自分が道化(ピエロ)になったのでどうでもいいです」と、弱点を語るなど、完全無欠のヒーローでない部分も語った。

 そして、カッコよくいる秘けつとして、「クールになるためにはアンクールであれ。ホームレスのようなカッコウを27数間ぐらいしています。今もしています。世間体とか周りがどう思うとか、僕についていろいろ言われることは無視しています。自分らしくいろ。アンクールで無視をしろ」と、アドバイスを送った。

 また、映画の中でキーワードの様に使われる「きもさべ」という言葉について、デップは、「“きもさべ”という言葉自体には、本来意味がないんだ。トントが使った時には、最初は、悪意はないんですけど、正直にズバッと本当のことを言っている。鈍くさいとか侮辱的に使っているけど、2人が親密になってくるにしたがって、ふざけてからかうところもあって、“きもさべ=愛情表現”になっていく」と、開設した。

 ローン・レンジャー役のハマーは、日本語で「こんにちは。ありがとうごさいます」とあいさつし、「最高に楽しい体験だった。監督、プロデューサー、そしてジョニー・デップという世界一才能にあふれるスタッフやキャストと一緒にめいっぱい楽しんで作れたことが最高の体験で光栄なこと」と、振り返った。

 プロデューサーのブラッカイマーは、「映画『ソーシャルネットワーク』を観まして、双子の役を演じきっていた。それに、ハンサムで背が高い。ローン・レンジャーの持っているものを全て兼ね備えていると思ったからです」と、起用理由を。

 ローン・レンジャーについて、「マスクをつけ、コートを羽織り、胸に保安官のバッジをつけて、白馬に乗って、全力で疾走する。これほど気持ちのいい役はなかった。隣にいるのがジョニー・デップだったということも大きくプラス」と、語った。

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2人は映画を通して交流を深めた

 デップから学んだことを話そうとすると、隣のデップが耳をふさぎ聞こえないふりをする茶目っ気ぶり。ハマーは、「たくさん影響をうけた。ディテールを観察している。ひとりひとりスタッフがどういった役目でどういった仕事をしていて、それが全体作品にどういう影響を及ぼすのか。監督がレンズを変えたら、それによって、自分の立ち位置がどうなるのか、どのようにしたらいいのかなどを、これまでの豊富な経験からすべて完璧に把握している。自分も現場に入ったら集中して観察して、それを生かそうと思った」と、超真面目に答え、デップをホッとさせた(?)

 お気に入りのシーンについてハマーは、「この映画は難しいですね。映画そのものを自分にとっては言い表しにくい。役柄になりきって撮ったので、ひとつひとつのシーンを思い出してしまう。40度で暑かったとか、キャンプして楽しかったと、走馬灯のように思い出してしまうので困ってしまう」と、困惑しながら語った。

 ゴア監督は、「どうして我々の社会で善人である物がマスクをつけなければならないのか。行間にもメッセージが詰められています。トントの目線で語られている。神話を再構築した。白馬に乗って登場してこの状況変えてほしい。そのヒーローが顔を隠さないといけないのか。そういうことを込めているのです」と、テーマについて語った。

 さらに監督は、「今回の映画では、アーミーとの共演で、2人の関係がとても大切でした。2人で引っ張っていかなければいけない作品だということで、アーニーとジョニーが話し合いながら作っていく様子が見えまして、2人の絆、“化学反応”が深まっていくのは、我々にとって喜びが大きいものでした」と、現場の雰囲気を。

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 東京・六本木ヒルズアリーナに場所を移して、夕方から行われたレッドカーペットで、ジョニー・デップは、「皆さん今晩は。この映画のサポートをしに来てくださってありがとうございます。パイレーツ・オブ・カリビアのシリーズを楽しんでいただけたら、背伝いにこの映画も楽しめると思います。かなりクレージーで、大きなアクション、コメディー、ロマンスなど、いろいろと楽しめる」と、語る。

 ハマーがしゃべろうとしたら、ジョニーがマイクを向ける。それを見た監督もむける。まるで突撃レポーターに囲まれた状態となったハマーは、苦笑いしながらも、「今回は、前回と違って起用力ななかまたちをひきつれてやってきました。目いっぱい楽しんで作った映画なので、ぜひ劇場で楽しんでみてください」と、懸命にアピールした。

 ストーリーは、少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)。彼は自らの悲願のため、聖なる力によって瀕死の男ジョンを甦らせる。ジョン(アーミー・ハマー)は法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を択ばないトントと対立。だが、愛するものを奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レジャー”として、トントとともに巨悪に立ち向かう。最後に世界を救うのは正義か?復讐か?

 8月2日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーなど全国で公開。

 

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トント役のジョニー・デップ
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ハマー(右)にマイクを向けるデップ(左)
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いろいろと角度を変えるデップ


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茶目っ気たっぷりの振る舞いにファンからも歓声が!
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ローン・レンジャー役のアーミー・ハマー
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夫婦で登場
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アツアツぶりを披露


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ゴア・ヴァービンスキー監督
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プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー
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