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中村勘三郎 転院で人工肺着用していた

 肺に疾患があると報じられた歌舞伎俳優・中村勘三郎(57)の詳しい病状について14日、分かった。

 勘三郎は今年7月27日、都内の病院で食道がんの摘出手術をしていた。その翌日にはICU内を20メートル歩くなど回復の速さを見せていた。

 15日付のデイリースポーツ、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツ報知各紙によると、その後も、復帰を目指して、ICUの中を歩くなどリハビリを続けていたとのことだが、抗がん剤治療などにより、免疫力が低下。そこにウイルスが入り、肺炎になったという。

 所属事務所によると、ARDS(急性呼吸促迫症候群)を患って肺水腫になったため、9月に呼吸器系に強い病院へ転院してICU(集中治療室)に入っているとしている。

 現在は、人工肺を入れている状態といい、所属事務所は「肺以外は健康です。来年4月の歌舞伎座復帰を目指して頑張っています」と話しているという。

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