宇宙初のエアギターアイドルグループ『テレパシー』が6月16日、東京・目黒ライブハウス「鹿鳴館」で恒例の「第6回ピピピ会」を行った。“まぽ”こと三上真依(14)と“まっきー”こと君村マキ(17)のW生誕祭に加え、10月に600人規模の「大ピピピ会」を開催することが発表された。
テレパシーの中でも一番難しい曲の『テレパシーセカイ』を生ギター演奏で弾き語り披露したまぽは、みごとにリベンジを果たし、「やりきったなというのと、ホッとした」気持ちから、感極まって涙を流した。その後も何度も何度も涙を流すほど、感動した誕生日会となった。
6月8日に行われた東京・池袋「新星堂サンシャインシティアルパ店」で1日店長&トークイベント行った際に、生ギター演奏の弾き語りを披露したが、タドタドしいもので、納得いかず、約1週間後のこの日に「リベンジ」を誓っていた。「ギターは自分の中でのベストを尽くしたと思う。一日3時間ぐらい猛練習してました。昨日は、朝方ぐらいまで練習していて、寝れなくなった」と、ゆびの横の部分や指の腹の部分は硬くなってギターだこができているほどだった。
リーダーの“もじゃ”こと佐々木美紅(17)は、「前回聞いたときよりは、成長してて、頑張ったし、頑張っていた。本番中に『もうできない』となっちゃうのを心配していたので、ちゃんとこなしてくれてよかった。うちら3人衆(もじゃ、ななみん、なこ)は、お母さんみたいな目線で見ていました」と、ハラハラドキドキだった心境を明かした。
まぽがいい空気を作ったあとに登場したまっきーは、スプーン曲げに挑戦。Mr.マリックさんの当時用の時にかかる曲がながれ、「きてます。きてます。ハンドパワーです」の手振りでマネをし、気合十分。5分の1の確率で。けっこう難しいので。一度目は失敗し、スプーンを買えます」と再チャレンジ。するとあっという間にスプーンが曲がる。
「マジックは成功です。あれは予定通・・・り」
続いて、メンバーやスタッフからケーキとコルクボードに貼った写真やメッセージがプレゼントされ、会場のファンとともに♪ハッピーバースデイ~を歌って大盛り上がり。
おめでとうとお祝いしてくれてありがとうの思いを込めて、『今すぐKiss Me』と『PSアイラブユー』の2曲を、誕生日バージョンで披露。アンコールでは、『恋をとめないで』、『テレパシーセカイ』の2曲を歌った。
抽選会にいく前に、スタッフが封筒を持ってきて、「10月に大ピピピ会を開催します。大きな会場でやらせていただきます」と、サプライズ発表もあり、W生誕祭は大盛り上がり。
もじゃは、「宇宙でライブをしたいと話をしてて、この子(ななみん)がぶっ飛んだ発言をするので」というと、ななみんは、「現実的に言ったら、昨年、Zepp DiverCity Tokyoでデビューしたので、そこで出来たらいいなぁと思います」と、真面目に答える。
「テレパシー」は、“もじゃ”こと佐々木美紅(17)、“ななみん”こと名倉七海(18)、“まっきー”こと君村マキ(17)、“なこ”こと前嶋菜子(16)、“まぽ”こと三上真依(14)の5人によるアイドルグループ。最大の特徴は、「エアギターパフォーマンス」。玩具量販店で購入したという電子玩具のギターをかき鳴らしながら、激しいダンスと歌唱で魅せる「全力パフォーマンス」。
まぽは、3歳から芸能活動をしていたそうで芸歴は11年(ちなみに、みくも3歳から芸能活動を始めて14年の芸歴がある)。「3歳から12歳まで仕事ばっかりやっていたので、家族の思い出がない。ロケが旅行だった。ディズニーのスチールで、パイレーツ・オブ・カリビアのジャック・スパロウと写真撮るためにロスに行ったことある。外人のお兄さんに勉強教わっていた」と、何気なく言う。
メンバーたちは、「ジャック・スパロウって、ジョニー・デップと?」と、他のメンバーは色めきだったが、まぽは、「よくわかんないけど、たぶんそう」と、ジョニー・デップ本人なのか、ジャック・スパロウなのかは、わからずじまい。将来、海外にまた行けたらいいなぁと、英語の勉強始めたという。
14歳になったまぽは、「たくさんの人におめでとうって言ってもらえるの初めてで、黄色いサイリウムを振ってくださった方々もたくさんいた。アンコールの時にまいとまっきーの名前を言ってくれている人がいて嬉しかった。もうちょっとギターうまくなって、違う曲も発表したい。クマになりたい。魔法でクマになって、人間になる。もっとテレパシーのことを知って、好きになってもらえるように、最高のパフォーマンスができるように日々努力します」。
17歳になるまっきーは、「こんなにたくさんの方々に来ていただけるとは思っていなかったことと緑のサイリウムをお客さんが降ってくださって夢の国にいるみたいでした。スプーン曲げしかできいので違うマジックも覚えたい。トランプのマジックやってみたい。最後は、人間が箱の中に入って切るマジックをやってみたいです」と、一芸を向上させる目標を誓った。