大家族ドキュメンタリー番組『痛快！ビッグダディ』（テレビ朝日系）の“ビッグダディ”こと林下清志さん（48）の前妻で、“ビッグマミィ”こと美奈子（30）が9日、都内で行われた映画『LOOPER』（監督：ライアン・ジョンソン／配給：ギャガ、ポニーキャニオン）のDVD＆Blu-ray発売記念イベントに、林家ペー＆パー子夫妻とともに登場した。
ビッグダディと離婚後、芸能活動開始を宣言してから初めての活動となったのは、「キャスティングされたタレントはブレイクする」といわれている、映画『LOOPER』のイベントだ。劇場公開記念イベントでは、ブレイク前のキンタロー。やメンタリストDaiGoをいち早く起用。その後、大ブレイクを果たした。
さらに、DVD＆Blu-ray発売記念イベントで応援団に就任したウェザーガールズも注目を集めるなど、この映画のイベントに出演するとブレイクするというジンクスがあるだけに、タレントとして、ブレイクできるのか！？
「“ブルー”レイ」と「“ブルー”ス・ウィリス」と『LOOPER』のポスターカラーに合わせ、「ブルー」のワンピースに白いジャケットで登場した美奈子は、「とっても緊張しているんですけど、応援団として一生懸命務めさせていただきたいと思います」と、顔をこわばらせながら、第一声。
30年後の自分がタイムマシンに乗ってやってくるということで、「今年、30歳である」ことと「劇中に子供を守る母親が出てくる」ということで、美奈子が応援団就任の要請を受けたという。
テレビカメラが回る生活をしていたり、自分の本の出版イベントなどで大勢の報道陣の前には立ったことはあるが、タレントという仕事で立つのとは、「全然違いますね。パチパチパチ、凄いカメラの光（フラッシュ）が…緊張してます」と、戸惑いを隠さず。
映画は、「母親が子供を守るということに注目してみてしまいました。同じ立場として感情移入してしまって、ハラハラはドキドキ」と、やはり、6人の母親としての視点で見てしまったという。
映画のストーリーに関連させて、「いつの時代に戻りたいか」と問われると、「30年前の生まれたばっかりの自分を見てみたいです。どのように祝福されて生まれてきたか。お母さんの頑張りをみてみたいです」と、やはり、ここでも「母」という立場を強く意識したものになった。
今後のタレント活動について、「映画の出演は？」と、問われると、「カメラの回る生活は慣れているけど、演技力ないので、『いい』と言ってくれる人がいればやってみたいです。私でできることがあれば、何でも挑戦していきたい。ヒール役とかやってみたい。今の自分とはかけ離れたこととか楽しそうだなと。ないとは思いますけど」と、控えめに答えた。
ブルース・ウィリスが大好きで、男みたいにマッチョになりたいという願望を明かすと、「アクションができる（闘う）お母さん」と、映画『エイリアン2』のシガニー・ウィーバーを念頭に置いたような発言をするMCの有村昆。
30年後の60歳は何していますか？と問われると、「想像できないですね」としながらも、「6人の子供が、それぞれ子供を産んで、私はおばぁちゃんになって、孫にかこまれて元気に過ごしていければいい」と、静かな老後を想像していた。
最後に、未婚の母で極秘出産し、ソチオリンピックの「フィギュアスケート女子日本代表」を目指すことを語ったフィギュア・スケーターの安藤美姫（25）に対して、「子育てと仕事の両立はとても大変なことだと思います。でも、子供の笑顔を観てれば、『この子のために頑張ろう』と思えるので、頑張っていただきたい。私も（安藤美姫さんが）大好きで、（テレビで）観て応援していました」と、エールを送った。
同作品は、未来の犯罪者を消す職業「LOOPER（ルーパー）」。彼らは、どんなターゲットも必ず消さなければならない。たとえそれが「30年後の未来の自分」であっても。失敗は、自身の死を意味する。タイム・トラベルのタブーに挑む、新感覚SFアクション。ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン＝レビットが時空を超えた同一人物を演じ、現在の自分VS未来の自分。2人の壮絶な“自分バトル”が未来を決める。
同作のブルーレイ＆DVDは、ブルーレイが4935円（税込み）、DVD が3990円（税込み）で7月10日より発売開始。
