お笑いタレント・スギちゃん（39）とレスリング女子3大会連続金メダリストの吉田沙保里選手（30＝ALSOK）が8日、都内で『明治スポーツミルク100万人試飲キャンペーン』に登場した。
明治スポーツミルクはスポーツなど体を動かした後に飲む新しい機能性ミルクで乳タンパク質が通常の牛乳の1.8倍配合されるなどハイブリッドな製品として知られている。今回は200ミリリットルのブリックパックタイプで手軽に飲むことができる商品として発売となる。
ロケで日焼けしたスギちゃんはおなじみのGジャン姿にサンプルが入ったクーラーボックスを持って登場。サンプルを配るがMCから段取りを無視したことをとがめられるとスゴスゴと回収するというハメに。
100万人キャンペーンのトップを飾ることになった吉田選手は「やったぜぇ～～～」と、スギちゃんのネタをパクりつつスギちゃんからサンプルを受け取る。そんな吉田選手を見てスギちゃんは「気に入ってる！？」と満面の笑み。MCより「スギちゃんは自分で受け取ってください！どんなふうに取ってくれるんでしょう～」と、いきなりのキラーパスに「ウソでしょ！勘弁してくださいよ～」困惑を見せながらもGジャンの胸ポケットに入れて飲む“ワイルド飲み”のパフォーマンスを見せた。
メインイベントである吉田選手とスギちゃんのアームレスリング対決。お互いの腕を触りながら牽制しあう二人。吉田選手は「（スギちゃんの二の腕が）プヨプヨ～勝てますね！」と余裕のコメント。スギちゃんは青いレスリグスーツに変身し、気合十分で出た言葉はキラーパスを出したMCに仕返しとばかりに「化粧が落ちてるぜぇ～」と、MCをイジリ倒し“場外乱闘”しつつ吉田選手との決戦の場へ。
いざ対戦が始まろうとした時に吉田選手が「ぎゃゃ～キスしてくる～」と悲鳴が！勝ち目のない戦いに反則技で吉田選手を攻めるスギちゃん。キス作戦が失敗すると次は拳にほっぺをスリスリ「汗がつく～なんかネチョネチョしてる～ヌルヌルしてる～」と、悲鳴が絶叫になる吉田選手。「私もね、いろんなものしょっているから、負けるわけにいかない！」と必死のスギちゃん。しかしながら五輪三連覇の吉田選手にそんな小手先の技が通用するわけも無く、あえなくフォール！吉田選手の圧勝で幕を閉じた。
勝負の感想を聞かれたスギちゃんは「瞬発力がスゴい！」と吉田選手を絶賛。それに対して吉田選手は「格好の割には対したことなかった。エロオヤジでした！」とバッサリ！さらに追い打ちをかけるようにスポーツミルクを渡しつつ「飲んだ後、面白いことお願いします！」と、吉田選手からもトドメのキラーパス！期待する会場に向けてスギちゃんの発した言葉は「おいしかったです…」「面白くない！」の言葉に「公開処刑だよ～」泣きそうになるスギちゃんに会場は大爆笑に包まれた。
「スポーツミルク1日1本飲んでほしいぜぇ！」と締めのコメントを言った後に「ワイルド芸」も頑張ってくださいねとMCに言われると「ワイルド芸…もう限界ですよ」弱気な言葉を残しイベントは終了した。
その後の囲み会見でお互いの印象を聞かれると吉田選手は「優しいオーラが出て、このままのという感じのとても素敵な人です」スギちゃんは「気さくで、優しくて世界一強い人なんですよ。そのギャップが『キス』の方に走らせてしまったんですよね～ギャップにやられました。魅力的な女性です！」とお互い好印象の様子。
「ワイルド芸が限界にきてる」と発言したことに対してスギちゃんは「言ってないです！多重人格なんで『追い込まれてキツかった』という意味で使いました」と真意を説明。「レスリングキャラは？」という報道陣からの提案に「『いいな！』と思いました。単独ライブに組み込みたいですね」、そこへ吉田選手が「似合ってますよ！コーチいいですね！やりますよ！鍛えたらいい体になりそう」とのっかってくる。
適当キャラでいいのでは？と報道陣からさらなる提案が出ると「ぶっちゃけ、狙ってるんですよ。自分の中で高田純次さんって言った記憶ありますもん！メッチャ楽ですもん！」吉田選手も「適当キャラで応援したい」と後押し。「本当のところはテキトーな人間なんで、自分を出し始めたら、それが良いのかな～って思ってますね。一部で『良い』という噂も聞きますしね。『ワイルド』以外のキャラとかそういうのじゃ、もうないから～」と、テキトーキャラ変更へのフラグを立てる。
そこで、報道陣から「アームレスリングでは大変なことをされましたが？」と問われたスギちゃんは、「でもね～嫌がらなかったんですよ～」と、早速テキトー発言。「なんか年上の方に甘えている錯覚になって、メッチャ居心地良かったっす！」と、ご満悦のなスギちゃんに「セクハラですよね」と追い打ちがかかると「喜んでましたよね！『チュー』は初めてだよね！吉田選手選手の初めての男になりましたよね！」と、さらにヒートアップしていた。
「応援したい人は」との問いに、スギちゃんは「もちろん吉田選手選手です！が『自分』ですよね。めげることが多くなってきたので、自分に活を入れないと、やはり寂しい部分もあるじゃないですか。応援してくれる女性が今、欲しいです！欲しくてしょうがない！保母さんとか好きなんですよ！優しい方、看護師さんとか」というと報道陣から「性癖ですね」とポソッとツッこまれて苦笑していた。
今後の目標としてスギちゃんは「自分の意志を持たず、いいかげんに生きて、大人たちに怒られていきたいと思います。最近、本当の自分を出した方がノビノビできる。今まで偽ってきました。ワイルドでもなんでもない、いい人でもない、いい加減な人間です。それを押していきたいと思います！」と、明かすことに。
また、長女を出産したフィギュアスケートの安藤美姫選手（25）へのエールを求められると「ニュースを見てビックリしましたが、安藤美樹ちゃんとして頑張っていると思いますので、みなさんも応援してくれたら嬉しいです。私も背中を押して応援できればと思います」と答え、ママとしてオリンピックを目指すことについては「羨ましいというか憧れというか、『いいな』という思いはあります」と自分の思いを述べていた。
