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自民党がTBSへの取材拒否解除を発表

 自民党は5日、TBSの報道内容が公平さを欠いたとして、党幹部に対する取材や幹部の番組出演を当面、拒否するとしていたことについて、解除したことを発表した。

 これはTBSの報道番組『NEWS23』は6月26日の放送で、国会会期末の与野党攻防の末に電気事業法改正案などが廃案となった経緯を報道。番組に自民党は「廃案の責任が全て与党側にあると視聴者に誤解させるような内容があった」と主張し、「わが党へのマイナスイメージを巧妙に浮き立たせたとしか受け止められない」と見解を示していた。

 6日付のスポーツ報知、デイリースポーツ各紙が報じており、TBSの西野智彦報道局長名の文書が石破茂幹事長宛てに提出されたことを受けて解除されたという。文書には「指摘を受けたことを重く受け止める。今後一層公平、公正に報道していく」と、記されていたという。

 この対応について、安倍晋三首相はBSフジ番組で「今後はしっかりと公正な報道をするという事実上の謝罪をしてもらったので問題は決着した」と説明したという。

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