女優・真木よう子(30)主演の映画『さよなら渓谷』が29日夜(日本時間30日未明)、ロシア・モスクワで開催された『第35回モスクワ国際映画祭』で主演審査員特別賞を受賞した。
隣家で起きた殺人事件をきっかけに、辛い過去に向き合う男女を描いた作品。真木は当日、現地で大森立嗣監督(42)、共演の大西信満(37)とともに、会見を開いた。
1日付の日刊スポーツ、スポーツ報知、東京中日スポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、大森監督はステージ上で「日本で作った小さい映画ですが、賞をもらってうれしい。胸を張って日本に帰れます」と喜びを口にする。
真木は「凄く良いチームで(作品を)作り上げた。こういうチームが日本映画にあるなら、私は一生女優を辞めたくないと思わせてくれた」とコメント。さらに、受賞の瞬間は「泣いちゃった」と、語った。