よゐこ有野晋哉、「ゲームセンターCX」10th！映画化決定で相手役に矢口を指名も|News Lounge

　お笑いコンビ『よゐこ』有野晋哉（41）が東京・台場フジテレビ1Fマルチシアターで、CS放送フジテレビONEのゲームバラエティー番組『ゲームセンターCX』（隔週木曜日・深夜0時～）10thアニバーサリープロジェクト発表記者会見を行った。

　同番組は、ゲームが上手いわけではないナビゲーターの有野が、難関レトロゲームのエンディングを目指しゲームに挑戦する「有野の挑戦」をメインコーナーに、レトロなゲームセンターを巡るミニコーナーなど、ゲームに特化したバラエティー。2003年にスタートすると、瞬く間に人気となり、番組DVD-BOXは累計50万セットを売り上げている。

　10周年を記念し、1年がかりでの5大プロジェクトが発表された。最大の目玉は、2014年早春に公開予定で映画化と、11月5日に武道館でたった１人のイベントを行うことが決まったこと。

　番組内のユニフォームである作業着姿で登場した有野は、「いちばん楽しみにしているのは武道館で、いちばん嫌なのがムービーですね」と、率直な感想。

　11月5日に、『ゲームセンターCX　有野の挑戦　in　武道館』というイベントを開催。有野課長がたった一人で武道館という大舞台に立ち、大観衆を前に生挑戦。特別席として、スーパーアリーノシートを6月22日～7月7日限定で販売するという。

　同番組の菅剛史プロデューサーは、「2003年11月4日放送を開始しまして、10年後、11月5日に武道館に聞いたところ、『空いてます』ということで、押さえました。中身は何も考えていない。歌は歌わない。何らかのゲームをして盛り上げる」と、語る。

　これを聞いた有野は、「居酒屋を押さえる感覚で押さえたね～」と、大笑い。「11月5日は火曜日？平日でお客さん来るかなぁ。スーパーアリーノシートが8000円という値段も強気なので、グッズを付けたい。アリーナにお客さん誰もいないんじゃないの」と、笑わせる。

　それでも有野は、「久しぶりのお客さんの前ですから。１回目がここで100人ぐらい。2回目が一ツ橋ホールで700人埋めた。ミスした時の怒号が1万人分という課長のハートが耐えられるか見てみたい」と、胴震いしながら意気込みを語った。

　たぶん、「生協のプリン事件のように、武道館を誤発注したので助けてください」と書き込むとか、8、9月に「助けてください」という広告を出すかもと、菅プロデューサー。

　そして、2014年早春『ゲームセンターCX THE MOVIE』全国ロードショーが決定。菅プロデューサーは、「挑戦は挑戦として見せる形になる。いろいろなことをミックスしていく。課長は何も知らされないまま、クランクインすると思います。来てくれたら成立する。ファミコンを愛してくれた世代に届けたい。ファミコン世代の『ALWAYS三丁目の夕日』にしようかなと…今、思いました」と、かなり行き当たりばったり。

　報道陣から、「こけた時には、武道館の非ではないと思うんですけど」と言われると有野は、「ギブアップせぇへん。映画がコケたらビデオ、ネットと…取り返します」と、最後まであがくと強気。

　共演者の希望を問われた有野は、「矢口真里さんかなぁ」と、即答。プロデューサーが慌てて何事か耳打ちすると、「長澤まさみさんでお願いします。書かないでください。前言撤回です」と、必死に打ち消した。

　★番組サントラCDを7月24日に2940円で発売。
　オリジナル楽曲3曲のほか、『ラストコンティニュー』、『戦え！課長ファイター』、ファミコン用ソフト『東海道五十三次』のBGM『ももこちゃん恋歌』など、ゲーム音楽や番組テーマソング全16曲を収録。有野は「サウンドトラックCDは割高です」とぶっちゃける。

　★海外特番第3弾放送決定！今度はヨーロッパへ
　昨年、カンボジア、一昨年、アメリカに行ったが、今回は、『JapanExpo』が開催されるパリへ行き、BSスカパー！海外特番『ゲームセンターCX　in　Paris』として10月に2時間の特番で放送される。

　菅プロデューサーは、「クールジャパンの代表として有野課長が行くべきじゃないのか。呼ばれてないですけど、勝手に行く。パリのレトロゲームショップを散策します。ルーブル美術館とかには行かず、エッフェル塔も撮影にお金がかかるのでどうしようかと思っています」と、ブレない。