女優・仲里依紗(23)の夫で俳優・中尾明慶(24)が5月30日、東京・原宿の表参道ヒルズ内で開かれた『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2013』オープニングセレモニーに登場した。
俳優・別所哲也が1999年に立ち上げ、アジアの映像作家の作品を紹介してきたイベントで今年で15周年を迎える。中尾は初監督した15分の『3G』という作品で、ショートフィルム業界を盛り上げた人にプレゼントされる『話題賞』を受賞することとなった。
プレゼンターの石井竜也(53)から賞状を渡され、中尾は「本当に趣味で学生さんと一緒にやったのがこんな立派な賞につながったのでいいのかなって」と、少しだけ戸惑いも。普段は俳優として活動している中尾なだけに、「普段は演じる側なので、スタッフさんの何倍もの大変なことをしてくださっているんだなというのを感謝しています」と、しみじみ語った。
『3G』の意味については、中尾は「今は、高学歴・高身長・高収入という3Kの時代ではなく、モテる男というのはどういうのなんだろうと調べたら、ジェントル(Gentle)・ギャップ(Gap)・強引という3Gがそうだったんです。それで合コンに行くという作品です」と、説明。
楽しかったという中尾に、司会から、「俳優はやめて監督になる?」と問われると、「いやいや、関係者の方がきょうもいらっしゃっていると思うので、ぜひ、僕俳優なのでよろしくお願いします」と、売り込んでいた。
囲み会見では、報道陣から「次回作は?」と尋ねられると、「まったく考えてなかったんですけど、素敵な賞を頂いたんで、一緒に協力してくださる人がいれば、またみんなで集まって考えてやりたいと思います」と、意欲を持ったそう。「ホームムービー?」と問われると、「ホームムービーはないですね」と、話していた。
「受賞の喜びは誰かに伝えた」と尋ねられた中尾は、「まずは一緒に作った仲間に伝えましたね」と笑み。「家族にも伝えましたね。奥さん?はい!もちろん喜んでくれましたよ」と、仲からも祝福されていたそうだ。
その後開かれたレッドカーペットイベントには、菊川怜、中村雅俊、森公美子、ICONIQ、行定勲、杉浦太陽、蜷川実花、福島リラ、清水美沙、なだぎ武、ハリー杉山、紀里谷和明、北村龍平、犬童一心監督、神山まりあ、新妻聖子、すみれら、河瀨直美監督が豪華メンバーが闊歩した。