サッカー日本代表がW杯出場を決めた4日夜、渋谷のスクランブル交差点で交通整理をしていた警視庁の男性警察官へ賞賛の声が上がっている。
警視庁によると、この警察官は第9機動隊の20代の隊員という。
6日付のスポーツ報知、スポーツニッポン、東京中日スポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、日本の5大会連続W杯出場が決まりごった返す渋谷の交差点で、「日本代表のユニホームを着ているみなさんは12番目の選手です。チームワークをお願いします。駅の方向へ進んでください」「今ここにいるみなさんは日本代表のチームメートです。怖い顔をしたお巡りさんも心の中ではW杯出場を喜んでいます。おうちに帰るまでが応援です」とアナウンス。
さらには、交差点を走りだすファンには「そういう行動はイエローカードです」と、たしなめていたという。
この当意即妙な交通整理に、ツイッター上で「あの場で言えるのはすごい」「怒鳴られるより心に響く」など称賛の声が上がっているという。
