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日清食品広報部長がCM中止などを囲み会見で釈明…不快表現内容や今後のCM制作などを語る

日清食品広報部長がCM中止などを囲み会見で釈明…不快表現内容や今後のCM制作などを語る
日清食品広報部長がCM中止などを囲み会見で釈明

 『カップヌードル リッチ』バカリッチな発表会が11日、都内で開催され歌手・小林幸子(62)とビートきよし(66)が出席した。

 3月30日から放送がスタートした日清食品「カップヌードル」の新CM「OBAKA’s UNIVERSITY」の第1弾が約1週間後の4月7日に視聴者からの苦情により放送中止となる事態となり、公式サイトでは「カップヌードルのCMに関するお詫び」と題して謝罪文を掲載するまでに発展。

 CMの内容としては、ビートたけしが学長を務める架空の大学「OBAKA’s大学」を舞台に、教授として小林幸子、畑正憲、新垣隆らが出演。さらに、矢口真里が不倫騒動以来初めて出演したことでも話題となり、「『おりこうさん』じゃ、時代なんか変えられねぇよ。諸君たち、『バカ』やろう!」と、呼びかけるものとなっていた。

 同日は日清食品の宣伝部長が急きょ囲み会見を開いて対応することに。この日は『カップヌードル リッチ』シリーズで11日より発売される『カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味』『カップヌードル リッチ 贅沢とろみフカヒレスープ味』2商品を発表したが、この2商品のCMについては、「きょうのイベントではCM制作は予定されていませんでした」とのことで、「きょうのゲストお2人は演出だとご理解頂ければ」。

 事前にはメディア向けに小林らの囲み会見が予定されているとアナウンスがあったが、のちに中止と発表されたことについて尋ねると、「いまこうしてお騒がせしている中で、小林幸子さんはちょっとこのイベントですので、そこについては我々がお答えすべきかなということで……」と、コメント。

 CMのクレームはどのくらいの数に上っているのかへは、「数についてはお答えできません。数だけの問題でもありません」と、静かな口調で話す。同社ホームページのなかで「ご不快な思いを感じさせる表現がありましたことを、深くお詫び申し上げます」とあったが、不快とはどんなものだったかへは、「不倫であったり虚偽であったりということを擁護しているように受け取られるというところを不快に感じられる」と、説明も。

 今後、CMについては、「第2弾以降につきましては『CRAZY MAKES the FUTURE.』は、若い世代の方々にエールを贈るというコンセプトとして第2弾以降は考えています。ただ、先程申し上げました、ご不快に感じられる方と取りやめを残念に感じられた方も両方いるので、双方の方への信頼回復のためにも第2弾以降のCM制作にあたっていきたいと思っております」と、続けていくとのことで、「CMは随時進行していますが、時期というのはまだ確定しておりません」と、放送はいまのところ未定だそう。

 キャスティングについて変更はないのかと問うと、「キャストは現在進行しているところですので……。見直しとかではないと思いますね。これから決めていくという。学校という設定自体は変更になりません」と、答えていた。

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