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アントニオ猪木氏 日本維新の会擁立で参院選出馬表明

 元プロレスラーで、『IGF』総帥のアントニオ猪木氏(70)が、日本維新の会から参院選比例代表で出馬することが4日、わかった。

 猪木氏が国政に挑戦するのは、95年の参院選に落選して以来、18年ぶり。夏の参院選を前に、共同代表の橋下徹大阪市長(43)による従軍慰安婦発言などでマイナスイメージ続きの日本維新が、人気の高い猪木氏に白羽の矢を立てた。

 きょう5日、猪木氏は石原慎太郎共同代表(80)と会い、会見する予定。猪木氏は「スポーツを通じて、東アジアの外交強化に努めたいという気持ちはある」と語った。永田町関係者は、「世界各国の外交筋とのパイプを持つ猪木氏だけに、2020年開催を目指す東京五輪招致の顔としての活動が期待されている」と、指摘している。

 5日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、猪木氏は89年の参院選で、スポーツ平和党(当時)から出馬し、初当選。湾岸戦争時にはイラクに渡り、日本人人質解放に尽力した。北朝鮮でもプロレス興行を開催しており、朝鮮労働党幹部と会談するなど、強いパイプを持っている。

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