俳優・山下真司（61）とKABA.ちゃん（43）が3日、都内で行われた4大アクション海外ドラマのDVD連続リリース記念イベントに出席した。
ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントでは、2013 年強力な4 大アクション海外ドラマ（『ウェアハウス13』『ザ・ケープ 漆黒のヒーロー』『ALPHAS／アルファズ』『GRIMM／グリム』）を連続リリース。“アツい男”山下真司が、声優としてアフレコに初挑戦した。イベント特別コラボとして、暑苦しい女（？）代表、KABA.ちゃんがチアリーダー姿で応援参加。日本一暑苦しいアテレコイベントを行った。
赤と白のボーダーのラガーシャツで登場した山下は、いきなり、ターンを決め、「アツい、アツいぞ！」と、ビシッとポーズをとる。続けて、「ラガーシャツが日本一に合う役者だな。この格好で登場したら、テーマ曲が流れるハズなんですけど」と言うと、自分でアカペラで、ドラマ『スクール☆ウォーズ』（84年、TBS系）のオープニング曲だった麻倉未稀の『ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO』の前奏を口ずさむなど、アツさ爆発！
「ユニバーサル 海ドラ怒涛の4 連発！ブッとばします！キャンペーン」のオピニオンリーダーとして、宣伝用の映像を撮ったそうで、「『見ろよ！』というのを撮って、ウォームアップはバッチリ。『ベン・ケーシー』、『コンバット』、『ララミー牧場』、『ローン・レンジャー』と、僕らの世代は、モノクロの海外ドラマで育ったからね。宣伝できるのはヤッターという感じ。照英に負けないぞ」と、まくしたてるなど、早くもオーバーヒート気味。
海外ドラマ『ウェアハウス13』のシーズン2 に登場する、熱血コーチ役の吹き替えで声優初体験となった山下は、「ナメてかかってたんですけど、大変でした。当たり前ですけど、外国の俳優さんと口が合わないとバレちゃうので、そのタイミングが難しい。外国の方は、話すスピードが早いし、リアクション大きいからね。あらためて、アフレコの難しさを知りました。けっこう疲れますし、集中力を使います。演出家にニュアンスを事細かに指導されて、面倒くさいと思いつつ、たまらない。アフレコいいです。また、やっちゃおーかなー」と、その魅力に取りつかれたようだ。
おじぃちゃんトレーナーの役だったそうで、「役の人の（老けたしわがれ）声に近づいていった。国家の特別命令を受けた男女が事件を解決するドラマ。事件の秘密を握る熱血コーチ役だけど、悪役なんですよ（笑）。次はリチャード・ギアでお願いします。仕事ください」と、アピールした。
山下は、「ユニバーサル作品は、映画のようなドラマですからね。お金の掛け方違います」というと、ドラマ『スクール☆ウォーズ』の生徒役だった俳優・松村雄基と飲んだ時に、松村から、「山さんが発起人になって、また心が熱くなるドラマを、もう一度作りましょうよ。お金じゃないでしょ」と言われ、山下も「お金じゃない」と、呼応し、盛り上がったそうで、「アツいドラマ作りますよ」と、意欲を示した。
ここで、派手なチアガールの格好をしたKABA.ちゃんが登場。かつらも盛り盛りで、アンダーショーツが見えそうなギリギリのミニという衣装に、「私の方がアツいぞ。熱血には、このぐらいやっていかないと、負けちゃう」と、ハリきってダンス。
すると、山下は、「なーんで、俺の時は入場の曲が流れないで、KABA.ちゃんの時は流れるの？」と、不満を漏らす。KABA.ちゃんの肩を抱くと、「KABA.ちゃん、硬い筋肉ついてますよ。いつも思うけど、脚がきれいですよね」と、褒める。
KABA.ちゃんは、「歩いたりしているけど、筋肉つかないようにしている。生まれ持ったもんでもあるんですけど」と、自慢の美脚の秘けつを恥ずかしそうに語る。さらに、山下は、「いくつになったの？」と聞くと、KABA.ちゃんが「43歳です」といい、続いて、山下は、「いま、彼氏は？」と聞くと、KABA.ちゃんは、「いま、募集中でございます」という。
さらに、山下が、「アメリカで騙されたんでしょう？」と、報道陣並みに追求すると、KABA.ちゃんは、「アメリカだけじゃなく、韓国、エジプト、タイ、世界中いろんなところで騙されてます」と、タジタジになりながらも勢いに押されて答えていた。
「ダンサー時代に体が柔らかかったのに、腰を故障してからやらなくなって、硬くなった」んで、最近、ストレッチを始めたというKABA.ちゃん。膝を伸ばしたまま両手のひらを床につける実演すると、血が騒いだのか、「俺もできる」と、山下も実演。
対抗心メラメラな山下に、KABA.ちゃんが、今度は、「いくつなんですかぁ」と質問すると、山下は、「人の年なんでどうでもいい」と、自分がKABA.ちゃんに年齢を聞いておいて、このリアクション。さらに、「筋トレ少なくなって、ストレッチばかりやっているからね」と、身体の柔らかさの理由を明かした。
この日限定で、女捜査官役を担当したKABA.ちゃんを相手役に、報道陣の前で、公開アフレコに挑戦した山下は、「お上手だと思う。俳優さんじゃないのに、見ながら出来るのはさすがだな」と、山下が持ち上げれば、KABA.ちゃんは、「ド緊張でした。難しいですね。文字と映像追っちゃいますから。間とかも全く違う。でも、（山下さんが）リードしてくださったので、安心して任せられます」と、山下にお礼を。
最後に、「リチャード・ギアとダイアン・レインが一緒にでた、海辺のホテルで、大人同士の・・・作品の吹き替えを演ってみたい」と、山下が熱望すれば、KABA.ちゃんは、「選べる立場じゃないので、役を下さるんでしたら、全力尽くして・・・」と言いつつ、「ダイアン・レインやります。山下さんの相手役を」と言いつつと、立候補。山下が「キスシーンありますけど、どうしますかね」というと、KABA.ちゃんは、「いっぱい歯磨いてきます」と、言って笑わせた。
フォトセッションでは、不倫のやり取りをアドリブで寸劇風にアフレコするなど、息もピッタリだっただけに、実現したらおもしろいことになるかも・・・。
SFサスペンス・アクションの『ウェアハウス13』は、6月5日より、DVDリリース開始。6月26日よりセルDVD発売。アメコミヒーローものの『ザ・ケープ 漆黒のヒーロー』は、7月3日より、セル＆レンタル開始。巨大テロVS特殊能力捜査官の戦いを描いたSFアクション超大作『ALPHAS／アルファズ』は、8月2日より、セル＆レンタル開始。グリム童話を軸に、モンスターとグリム一族の戦いを描いたダークアクション『GRIMM／グリム』は、今秋リリース決定。
