サッカーのブラジルＷ杯アジア最終予選B組の「日本（FIFAランク30位）×オーストラリア（同47位）」戦が4日、埼玉県・埼玉スタジアムで行われ、1-1の引き分けで、日本が5年連続でW杯出場を決めた。
渋谷駅前のスクランブル交差点では、サッカーＷ杯や野球WBCの予選・本戦、新年のカウントダウンなどのイベントのたびに、若者たちが花火や爆竹を鳴らす、酒瓶を割るなどして狂喜乱舞するのが常態化。一部が電柱や地下鉄の出入り口に上り、周りを扇動するなどしてエスカレート。中には、止まっている車の上に乗って騒ぐ若者がいたり、ケンカなどのトラブルも後を絶たない。
この騒乱ぶりは、テレビのニュースでも取りあげられるなど、“名物”となりつつある、東京・渋谷のスクランブル交差点付近。暴れる若者たちと、それを封じ込めようとする警察との攻防。今回は・・・。
後半37分に不運な形で1点を先制され、ロスタイムに本田圭佑選手（CSKAモスクワ）が、PKを決めるという劇的な形で、W杯出場を決めただけに、若者サポーターたちのはじけ方がハンパ無いことが予想された渋谷駅前交差点。
午後9時20分ごろから、交通規制を実施。渋谷駅周辺の通行規制は、JRハチ公口に向かうスクランブル交差点の信号を操作し、斜めの横断を禁止するほか、若者が集まるセンター街を中心とした外周約2キロの区域に用事のない人が入るのを規制している。状況を見て規制は解除される。
警視庁は、東京都渋谷区の渋谷駅周辺で大規模な通行規制を実施する。過去のＷ杯の本戦や予選では、若者たちが駅前のスクランブル交差点を占拠して騒ぎ立て、交通渋滞や騒音などのトラブルが続発。Ｗ杯出場が決まれば、数千人の群衆が押し寄せることも想定されるため、一部区域への入場を制限するなどの異例の厳戒態勢を敷くと、事前に通達していた。
