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本田、「みなさんがプレッシャーかけてくれた」!ザック、香川、長友らが歓喜のコメント!

 サッカーのブラジルW杯アジア最終予選B組の「日本(FIFAランク30位)×オーストラリア(同47位)」戦が4日、埼玉県・埼玉スタジアムで行われ、1-1の引き分けながら、日本代表は1点を追う後半ロスタイムに本田圭佑選手(CSKAモスクワ)が、PKを決め、引き分けながらも勝ち点14で、B組2位以上が確定。5年連続でW杯出場を決めた。国内で出場権を獲得するのは初めて、3大会連続で世界最速の突破を果たした。

 試合終了後の監督・選手のコメント

 ■ザッケローニ日本代表監督 「選手に感謝したい。苦しいときにサポーターが支えてくれていたので力になった。試合の主導権は、私たちが握っていて、勝利してもおかしくなかった。しかし、今回も読めなかったことがあったが、選手はなんとかしようという強い気持ちがあった。私が日本に来た使命はW杯に出場を決めるのが宿題だった。それを達成できてホッとしている。これからは、世界を驚かすために仕事していきたい。(アディショナルタイムでの劇的な点について)日本とオーストラリアはグループBで主役を演じる2チームだと思っている。見事な試合を演出したが、本物の主人公は我々だった」

 ■本田圭佑 「ありがとうございます。みなさんがかなりプレッシャーかけてくれたので、それに勝利できなかったことは残念。W杯いけることが決定してよかった。少しアンラッキーな形で失点した。残り(時間が)短かったけど、強引に相手のゴールに迫っていこうと(香川)真司と話していた。ラッキーなPKでしたけど、しっか勝ち点1を奪えてよかった。(PKの場面は)緊張していた。真ん中蹴って取られたらしゃぁないなという感じで(打った)。応援いつもありがとうございます。6月はコンフェデ(レーションズカップ)があるので、みなさん期待していないと思いますが、僕は優勝する気でいくので、また、応援よろしくお願い致します」

 ■長谷部誠 「大観衆の前で決められた。教だけではなく、スタジアム素晴らしい雰囲気作ってくださって。プレイできて、勝ち抜けたのはみなさんのお陰だったと思います。(最後のニッポンコールは)最高でした。ここ2試合、不調が続いて勝てなくて、チームの雰囲気も上がってこなくて、勝たせてくれたのは、みなさんの応援のおかげ、感謝しています」

 ■香川真司 「最後はハラハラさせたので、(本田)圭佑が決めてくれてホッとしています。決めるところで決めないとこういう試合になると痛感しています。もっともっとレベルアップシないとダメですね。あと一年あるのでレベルアップして、(南アフリカのW杯に)立ちたい。今日は素晴らしい雰囲気のお陰で(W杯出場を)決めることが出来たので、レベルアップできるように、応援よろしくお願い致します」

 ■長友佑都 「嬉しいですけど、本気でW杯優勝狙っているので、通過点だと思う。個人としても成長していかないといけないので、努力して行きたい。(PKの場面について、)(本田)圭佑は、メンタル強いんで、あいつなら決めてくれると思っていた。さすがです。今日は応援ありがとうございました。W杯出場決められたのは、ユニフォーム洗ってくれたり、マッサージしてくれたり、舞台を裏方の人が作ってくれて幸せだなぁと。これからもみなさんのサポート必要なので応援よろしくお願いします」

 ■内田篤人 「(最後の笛はベンチの中で聞いたが、)負けると思ってました。PK取ったときはよかったですね。残り時間少しあったので、オーストラリアは気が抜けなかったのでよかったです。(W杯最終予選は、)初めてではないので、慣れてはいるんですけど、うまくいかない中で決められてよかった。勝って決めたかったけど、(最近、チームが不調なので、)そろそろ前に」

 ■吉田麻也 「90分通して、ロングボールには対処できた。アンラッキーな形で点が入った。PKで点が取れてよかった。まだまだ課題あるので、克服して行きたい。(W杯は)4年前から楽しみにしていた」

 ■前田遼一 「ホームで決めれて嬉しいです。(PKのシーンは、)決めると信じていた」

 ■岡崎慎司 「まだまだ成長しないといけないなと思います。勝って決めたかったけど、引き分けでもよかった」

 ■川島永嗣 「前の選手が重要なところで決めてくれている。後ろの選手も一本でも多く止めないと。(PKのシーンは、)最後までボール見てました」

 ■今野泰幸 「嬉しかったよりホッとしました。これで終わりじゃないし、世界で勝つこと目標」

 ■遠藤保仁 「みなさん、ありがとー!みなさん、ありがとー」

 W杯出場を決めるセレモニーでは、あらためて、ザッケローニ監督が、「応援ありがとうございます」と、スタジアムのファンにあいさつすると、選手やスタッフたちが一斉に、ザックめがけて、ペットボトルでのウォーターファイト。

 キャプテンの長谷部は、「今日は勝って気持よく決めたかったですけど、最終予選を勝ち抜くことは、簡単なことじゃないとあらためて思いました。みなさんの応援のおかげで勝ったと思います。ありがとうございます」

 監督、選手、スタッフが横断幕を掲げながら、場内を一周し、ファンに感謝した。

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