お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右(44)が29日、都内で行われた『7種の魚介だれ すしやのうな丼』発売記念イベントに、タレントの水沢アリー(22)とともに出席した。
回転寿司チェーン・くら寿司を展開する株式会社くらコーポレーションは、“7種の魚介だれ”を使用した『すしやのうな丼』(税込598円)を5月31日から、全国の無添くら寿司にて販売。同商品はこだわり抜いた肉厚のうなぎを独自の製法でじっくり炭火で焼き上げ、化学調味料などの四大添加物を一切使わないうな丼専用ダレには、昆布、かつお、ほたてなど7種類の素材をブレンドした自家製魚介ダレをプラスしている。
くら寿司のラーメン、天丼に続き、3度目のイベント出演となった岡田は、『くら寿司 岡田店』の店長として登場。のっけからハイテンションで、「まさしくうなぎのぼり。にょろりんぱ！」とギャグを決めるも、周囲の反応はイマイチで、「皆さん愛想笑いしなさいよ！」と突っ込んだ。
岡田がくら寿司の商品に絡むとヒットするジンクスがあり、今回は念願のCM出演。31日より全国オンエアされる同CMが場内で流れ、自身のギャグ「ウ～ワオ！」や値段の「598(ゴキュッパ)！」と叫ぶ岡田の姿が映し出される。“第2のローラ”として、バラエティー番組でも注目を集めているアリーは、ミニスカート姿で登壇し、このCMについて、「岡田さんが出ていることによってポップな感じが出ていて、うな丼のジュージュー美味しそうな音が出ていて、お腹がすいちゃった」と、不思議系のコメント。
その後もギャグを連発してはスベり続ける岡田に対し、アリーは「きょうも凄くいいスベりっぷりで、ちゃんと芸として成り立っているから尊敬してまーす！ 恐縮でーす！」と、テキトーなノリで、報道陣の笑いを誘った。
アリーは同商品の美味しさをグルメリポートするコーナーもあり、まず岡田がうな丼を食べて、「本当にふっくらが凄い！ これが598円とは思えない。タレが染み込んでいるから、ご飯だけでも美味しい！ これは合格!!」と、お手本を。続いて、うな丼を食べたアリーは、「タレがいい香り～。とってもうなぎがタレに染み込んでいて…」と語ったところで、岡田から「どっち？ タレがうなぎに染み込んでいるんじゃないの？」と、突っ込まれる。
気を取り直して、2度目のレポートに挑戦したアリーは、「魚介のタレが乗ることによって、あっさりしている。女性でも一口でペロッといける」とコメント。またも岡田から「一口じゃなくて、一杯ね」と突っ込まれたが、「アリーちゃんはグルメリポーターとしてアリ！」と、2人とも手で○のポーズを作った。
その後の囲みでは、岡田は「CMお願いしますと言いながらも、この業界はそういうことがないんですけど、実現したんです！」と、CM出演に大喜び。だが、「50回ぐらいワオ！やりましたけど、多分使ったのは1テイク目のやつです。CMの監督のほうが俺より上手いぐらいでした。体力持ちませんでしたね」と苦労もあったようで、「アリーちゃんが社長にグイグイ挨拶してるんで、そのへん上手いんですよ。次のCMで取って代わられるかも」と心配すると、アリーも「一緒に出ようね！」と、まんざらでもなさそう。
これに岡田が「やっぱり出るつもりんなんかい！」と突っ込み、「もしCM来たらどうする？」と聞くと、アリーは「受ける！」と即答し、場内爆笑！ さらに岡田が「私がスベることによって、商品の“滑り出し”が本当にいいんですよ！」とアピールすると、アリーが「売れ行きと面白さが反比例するんだよね」と悪ノリし、報道陣を笑わせる。
レポーター初挑戦について、アリーは「岡田さんの温かい目線もあって、本当に美味しかったので、思ったことを素直に言っただけ。もともとお金がなくて美味しいものを食べてなかったから、安いお金で食べられるなら行きたい。岡田君と行きたい！」と、岡田を“君付け”するなど終始マイペース。
報道陣に「岡田さんのギャグに値段をつけるなら何円？」と聞かれたアリーは、「325円！」と、うな丼より安い値段で返答。その心は、「おスベり芸がお上手なので、それを25円加味した」と、300円に25円をプラスしていた。
