歌手の松田聖子（51）が28日、都内で行われたサンミュージックプロダクション代表取締役会長の相澤秀禎さん（本名・相澤與四郎）の通夜に娘の神田沙也加（26）と弔問に訪れた。
7時40分ごろ到着した聖子は沙也加に手をしっかりと握られ頭をうなだれ報道陣の前に現れた。会場に入った聖子は、喪主は妻の相澤てるさん（85）の前にしゃがみ込むと涙ながらにしばらく話し込んだ。焼香の様子を、葬儀委員長を務める相澤正久社長（64）は「聖子ちゃんは泣いてました。（棺と対面し）『まるで今にも戻ってきそう』『懐かしい』『寂しい』と話していました」と報道陣に明かした。
芸能界の“育ての親”とでもいう相澤会長の遺体に涙し最後の別れを交わした聖子は、帰り際に「どんな言葉をかけましたか？」と報道陣に問いかけられると、消え入りそうな声で「“ありがとうございました”と言いました」と沈痛な面持ちで語った。
