愛媛発のご当地アイドルユニット『ひめキュンフルーツ缶』が25日、東京・渋谷区のshibuya o－nestでライブを開催した。
2010年8月に愛媛で誕生したユニットで、奥村真友里（まゆり、17）、河野穂乃花（ほのか、18）、岡本真依（まい、15）、谷尾桜子（さくらこ、21）、菊原結里亜（ゆりあ、15）の5人メンバー構成。地元・松山市のライブハウス「ひめキュンシアター（松山キティホール）」を常設会場にした定期公演は、毎回、チケット発売数分で完売するという人気ぶり。これまでにインディーズで8枚のシングルを発売し、11年11月に東京での単独ライブを成功させるなど徐々に全国でも知名度を増している。
この日のライブは、同じ事務所所属のアイドルユニット『nanoCUNE』との共演による自主公演として行われたもので、約300人の熱狂的ファンで超満員の中、『ワタシ ダイイチキボウ』をはじめ、『キラーチューン』『バズワード』『恋が止まらない』など全12曲を踊りながら元気いっぱいに熱唱した。
アンコールでは、「重大発表があります」と前置きしながら「ひめキュンも3年間続けて来ましたが、今日で終わりにします」と突然の発表に会場内は水を打ったように静まる。
しかし、その直後「インディーズを卒業することになりました。そして、8月7日に『アンダンテ』でメジャーデビューすることが決まりました！」と、アナウンスし、ファンからは歓喜の声が飛んだ。
同曲は『ミュージックドラゴン』（日本テレビ系）8月エンディングテーマに決定、7月からFM NACK5でレギュラー放送されるという。
さらに、「8月30日には渋谷のShibuya O－EASTでのライブ＝自主企画による1000人規模のライブは初めて＝も決まりました！ゲストアーティストにはGARLICBOYSが決まっています」と追加発表し、沸き上がっていた。
まゆりは「ワクワクしています。ミリオンヒットを狙います」、ほのかは「まだ実感はないんですけど（タイアップ等続々と動き始めて）メジャーの力はすごいなあと思います」、まいは「ひめキュンをたくさんの方に知っていただいて、いいなと思っていただけるよういままで以上に頑張っていきたい」、さくらこは「より多くの人にひめキュンのよさを届けていけたらいいなと思います。世界ツアーもやりたい」、ゆりあは「まだ実感がわきませんが、一生懸命やろうという気持ちが前より強いです。知名度を上げて、愛媛のひめぎんホールでライブをやりたいです」と、それぞれコメント。
そして、「日本一ライブで汗をかくアイドルを目指して頑張ります！！」と、元気よくPRしていた。
