7月放送のテレビアニメ『ファンタジスタドール』のキャスト発表イベントが5月18日、東京・パセラリゾーツ銀座店内で開かれ、主人公の鵜野うずめ役・大橋彩香とともに苦楽をともにする5人のキャストが発表され、MCは鷲崎健が務めた。
人気アニメーション『スクライド』『ガンソード』『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズなどを手がけた谷口悟朗が贈るオリジナルで、うずめとドールたちの生活や、ライバルとの戦いなどが描かれる作品となっている。
大橋はうずめのコスチューム姿で左右には髪留めのリボンと、完コピ状態で、緊張気味に登場。「何をしゃべったらいいか分からないです！」と、3月のアニメコンテンツエキスポに続き初々しさを見せる大橋だが、観客からの温かい助け舟の声をもらいながら進行を始める。
まずは、大橋が「早く言いたかった！」と解禁を待ちに待っていたキャスト発表へ。ささら役・津田美波、カティア役・徳井青空、しめじ役・赤﨑千夏、小明役・長谷川明子、マドレーヌ役・大原さやかの5人が紹介。ファンは歓声を上げながら迎えたが、それぞれのキャラクターの色に合わせた服を着ていることに、大原が、「夏は浴衣を着たいですよね」と、次回以降のイベントにも期待を持たせる発言で、さらに場内が沸いていた。
PVの上映では6人で「可愛かった！」と口をそろえキャラ紹介へ。ささらはメンバーの中で一番のしっかり者だが、それだけに、うずめにキツく当たってしまうツン成分が多いそうで、「『このへっぽこマスター！』って言ってしまうんです。いつデレるかな」（津田）とのこと。カティアも元気がありすぎて「『しろうとマスター！』って言っちゃうこともある」（徳井）と、こちらも、うずめに手厳しいそう。
そこに赤﨑が、「しめじはそんなことはありません！おっとり、ゆったりみたいな感じでお風呂に入るシーンもあります」と、すかさず話し、長谷川、大原の役もどちらかというと、うずめをフォローする側という。
そんな5人に大橋は、「ドールたちには振り回されているんですけど、キャストのみなさん。優しいんです。お姉さんがたくさんできたみたいで」と、顔をほころばせる。そんな大橋を津田はしっかり見ているようで、「台本にもいっぱいいろいろ書いてあって」と、陰ながらの努力を認めていた。
本編にかんしては、先の展開は谷口クリエイティブプロデューサーの意向で6人にも知らされていないそうで、1話を録っただけの情報しか知らないそう。そこで、今後の展開の大胆予想が始まり、鷲崎が「この中に裏切り者がいるんじゃ？」と、冗談気味に振ると6人は「エーッ！！」と騒然。赤﨑が「明るく楽しくって谷口さんはおっしゃってたので、人は死なないって…」と打ち消そうと頑張ったが、津田は「しめじが怪しい」と言い出すことに。果ては、大原が、「誰かが人間になるとか？それでね、谷口さんは人は死なないって言ったけど、ドールは死ぬんじゃない？ちょっと怖いんですよね、谷口さんだから」と、鋭い考察を見せ、場内は大盛り上がり。そこに、大橋が「私は安心してていいんだ」と、のんびり口調で話しオチをつけていた。
ほかにも、6人でオープニングテーマとなる『今よ！ファンタジスタドール』、エンディングテーマ『DAY by DAY』を歌うことも発表。徳井が「ドールたちがマスターに寄り添う感じ」という『今よ！ファンタジスタドール』が場内に流れ、早速、会場のファンと一緒にサビの部分の合いの手の練習し、手を振り上げて合唱していた。
さらに、6月下旬より、インターネットラジオ＜音泉＞で、大橋がパーソナリティを務める『ファンタジスタドール』のWEBラジオ『ファンタジスタトーク』の配信を開始することなども発表されることとなった。
同日会場には抽選で選ばれた150人と、ニコニコ生放送では約2万3000人以上の来場者があるなど事前の期待度を伺わせるものとなった。
