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首相公邸に幽霊の噂!?政府が答弁書閣議決定で「承知していない」

 政府は24日、首相公邸に幽霊が出るとの噂が出ていることについて「承知していない」とする答弁書を閣議決定した。

 これは安倍晋三首相が就任から約5ヶ月を経ても公邸に引っ越していないことを踏まえ、民主党の加賀谷健参院議員が「事実か」と問う質問主意書を15日付で提出していたものに答えたもの。

 25日付のスポーツニッポン、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、スポーツ報知各紙が報じており、首相公邸は、新官邸の完成に伴い旧官邸を移動・改装して2005年4月に完成。旧官邸は1932年の『五・一五事件』で犬養毅首相が射殺され、36年の『二・二六事件』で岡田啓介首相が襲撃されたいわくつきの場所。正面玄関には二・二六事件の際のものという弾痕が残っているといわれている。

 官邸関係者の間では以前から「犠牲者の幽霊が出る」との噂話があり、具体的には「庭に軍人がたくさんいる」「就寝中にドアノブを回す音が聞こえた」「廊下を大勢の兵隊が通る音がした」などの話が伝わっていたという。

 小泉純一郎元首相は06年9月の首相退任前に「幽霊に出会ったことはないね。一度会いたいと思ったんだけども」と記者団に語っていたこともあったのだとか。

 菅義偉官房長官は会見で「質問主意書だから現時点で考えられることを素直に答弁した」としつつ、幽霊が出そうな気配があるかを問われ「いろんな噂があるのは事実。いわれればそうかなと思う」とコメントしているという。

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