女優・高岡早紀（41）が14日、都内でau損保presents“大切な家族を守りたい”メディア発表会に元経産省の官僚でコメンテーター・岸博幸氏（51）、新城毅彦監督とともに登場した。
au損害保険株式会社が“大切な家族を守りたい”をコンセプトにした新パッケージ商品を発売。自転車における任意保険を提供し、そのなかで示談代行サービスや自転車ロードサービス、さらにはそういった自転車のトラブルだけでなく、トイレの水漏れ、家の鍵の開場、ガラスの交換・修理の駆けつけサービスの補償対象に加え家族全員かつ年齢制限もない『あんしん生活パック』を展開していく。高岡は16日から同社のCMの“家族を守ってあげる”ことをコンセプトに子どもが事故に遭ったらという部分が描かれるものとなる。
白のカットソーに、黒のスカートを合わせて登場した高岡。今回のCMでの起用について、同社の柳専務は「（NHK大河ドラマの）軍師官兵衛で、品がある。家を守るしっかりしたお母さん役でぜひ高岡さんにお願いしたいと思いました」と、説明があると、高岡は、「今回のCMでは加害者にありがちのことがあるので、自転車に乗るときは気をつけてほしい。うちにも4歳の女の子がいて、補助輪をつけて自転車に乗り出しました。スピードに乗って人に怖い思いをさせることとか多いので、このCMは実生活にともなっていると思いました」と、出演してみての感想を語ることに。
撮影中の思い出を問われると、「梅雨の真っ最中で、あの夕日のところだけは晴れたんです」と、幸運があったことを明かしつつ、「子役の男の子が自転車に乗せてる時は走るんです。後ろからゼイゼイって追ってます。CMの男の子と自転車の大きさが合ってないのか微妙に大きくてヨタヨタしてて怖かったんです」と、自身も3児の母なことから気遣いをする様子も見せていた。
そんなCMは子どもがけがをするというところまで踏み込んだ、日本の損保業界のCMでは珍しく一歩踏み込んだものとなっているが裏話として、●『有吉反省会』にも出演する岸氏から「CMは素晴らしかったですけど、オーダーはうざくなかった？」と、ズバリときわどい質問が飛ぶと、新城監督は、「後味が悪くなりたくない。CM外でも何十秒というストーリーも作っているんですけど、全体のイメージの中でプレゼンしてOKを頂くのが大変でした」と、しみじみと明かし笑いを誘っていた。
同席していたママブロガーからは、高岡へ、育児などをするなかで、自分の楽しみはどこにあるかと問われ、「常に家族を守るために生きています。子どもたちと一緒に遊ぶこととか、心がけってやっていることばかりです。本当に仕事と、家庭の両立は大変ですけど、一生懸命頑張り過ぎずにやっています。それも楽しんじゃおうということで、楽しんで生活をしています」と、心構えを返答していた。
囲み会見では、自身のCMのことを尋ねられ、「女優の仕事で母親という役から遠ざかっていたんです。久しぶりに実生活と変わらない良い母親というCMをやらせていただけたので個人的に嬉しく思います」と、喜んでやったそう、CMの共演の男の子にも危ないとついていたそうだが、実生活でも「下の子が4歳と小さいので、『危ない！』と言いながら、ついていってますね」と、そのままを演じたそうだ。
“大切な人を守る”というコンセプトのCMなことから、「子どもは本当に大切な存在です。次は母、そして私です」という高岡に、報道陣が、「その次に大切な人は？」と踏み込むと、「好きな人がいるとか、そういうことをお聞きになりたいんですよね！（笑）」と、その手には乗らないと牽制しつつ、しつこく尋ねられ、「ときによりますね」と、根負けして苦笑い。
すでに子どもが夏休みに入っているそうだが、「夏休みはいまのところどこかに行こうとは計画しています」と話すと、彼氏と行くかと問われ、「彼氏とは行きませんよ。子どもとは行くと思います。計画中です！お兄ちゃんでいてくれることで、下の子の面倒を見てくれるから助かりますし、機会は減りましたけど、そういう機会はなるべく増やす努力はしています。湖とかに行きたいですね」と、プランを明かしていた。
そして「私も守りたい家族が何人かおりますので、あらためて考えなおして頂ければ」と、高岡は呼びかけていた。CMは16日より放送！
