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元ドアーズのレイ・マンザレク氏死去 キーボードでサウンドの中核担う

 米ロックバンド『ドアーズ』のキーボード奏者、レイ・マンザレク氏が20日、ドイツ南部ローゼンハイムで、胆管がんのため亡くなった。74歳だった。

 共同電などによると、マンザレク氏は妻や兄弟に看取られながら息を引き取ったとのこと。1965年にボーカルのジム・モリソンらと『ドアーズ』を結成し、「ハートに火をつけて」、「タッチ・ミー」など計1億枚以上のヒットセールスを記録した。

 22日付のスポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、ギターサウンド全盛の時代に、マンザレク氏はオルガンをリード楽器とした独特のスタイルを確立。ベース奏者がいない『ドアーズ』で、キーボードの低音部を演奏して補い、サウンドの中核を担った。

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