タレントで司会者の黒柳徹子(79)が15日、都内・お台場デックス東京ビーチアイランドモール6Fのマダム・タッソー東京で行われた自身の等身大フィギュアお披露目会に出席した。
レディー・ガガ、マドンナ、ジョニー・デップやダルビッシュ有、石川遼、『AKB48』の大島優子、マツコ・デラックスなど本人公認の60体以上の等身大フィギュアが楽しめるマダム・タッソー東京に、ついに黒柳の等身大フィギュアが登場。
着物姿で現れた黒柳は、「ずいぶん前ですけど、ロンドンで拝見しました」と、本場のマダム・タッソーを訪問した当時を振り返り、「ロンドンで見たときにびっくりするような方ばっかりだったので、私でいいのかなという気がしました。大変名誉なことだと思います。この仕事をやっていてよかった」と、今回オファーを受けたことを喜んだ。
製作側からは『世界・ふしぎ発見！』(TBS系)のときに着ているような着物を着てほしい、ずっと笑顔でいてほしいという条件が出され、「笑ったまま寸法を取らなきゃいけなかったので、大変でした」と、苦労話を。約1時間ほどずっと笑顔のままいなければならなかったそうだが、「最近、テレビなんかで観た面白いこととかを考えていました」と、乗り切ったことを明かし、「後で顔が硬直することもなかった」とコメントした。
そして、いよいよこの日の黒柳と同じような着物姿の黒柳の等身大フィギュアがお披露目されると、報道陣からも「凄い似てる！」とどよめきが。黒柳は前から横から後ろからと、飽きることなくまじまじとフィギュアを見つめ、「凄く面白いですね(笑)。自分のことを横から見たことがないので、とても面白い見物だと思います」と感想を。さらに「手が一番似ている。私の顔って変わってるな～ってつくづく思いますね(笑)」とぶっちゃけると、報道陣も爆笑！
ちなみにフィギュアがまとっていた着物や、帯、草履、櫛、かんざしなども全部黒柳自身が提供したもの。なかでも着物は「値段は忘れましたけど、新潟の十日町の着物屋に作ってもらいました」という代物だ。
その後も黒柳が「美人がどうかはちょっとアレですけど。耳の強情な感じもよくできている。こんに出っ歯だったかな？」とこぼすと、場内からクスクスと笑い声が。改めて、報道陣からフィギュアの感想を聞かれ、「よく見たらこんな顔なんだな～と思って。やっぱり変わってる顔。変とまでは言わないけど、個性的といえば個性的」と答えた。
今後、挑戦したいことについて聞かれた黒柳は、「『徹子の部屋』(テレビ朝日系)も放送38年目なので、50年までやりたい。私は90すぎになっちゃうけど、もっといろんなことをズバズバ聞けると思う」と、長寿番組を生涯やり続けることを宣言。
同番組でも、黒柳のトレードマークであるタマネギ頭から飴玉を出すシーンがあるが、「最近は子役の方から必ず『飴をください』って言われるから出すけど、大人の方には出さない。心の清らかな人にだけ出すようにしています」と、“キラー徹子”の顔をのぞかせる。
さらに「『ザ・ベストテン』(TBS系)で頭からおせんべいを出したことがあります。携帯電話のストラップを差し上げたこともありますよ。けっこうなんでも入るんですよ」と、タマネギ頭トークはまだまだ続き、「誰かの携帯を頭に入れといて、『あなた電話よ～』と出せたら面白いと思う」という壮大なプランも。
黒柳自身はマダム・タッソー東京で最も見たい等身大フィギュアとして、米メジャーリーグのテキサス・レンジャーズで活躍するダルビッシュ有投手の名を挙げ、自身のフィギュアについては、「この中に飴は入ってないので、引っ張ったりしないでくださいね」と、これから来場するであろう人たちへ呼びかけていた。
黒柳徹子の等身大フィギュアは、きょう15日午後2時よりマダム・タッソー東京にて展示。
