『アイドリング!!!』9号の横山ルリカ(21)、16号の菊地亜美(22)が14日、東京・六本木のニコファーレで行われた『TOKYO IDOL FESTIVAL 2013』(TIF)記者発表会に『アイドルカレッジ』の床爪さくら(17)、重本未紗(17)、『アップアップガールズ(仮)』の仙石みなみ(22)、古川小夏(20)、『AeLL.』の西恵利香(24)、篠崎愛(21)、『THE ポッシボー』の岡田ロビン翔子(20)、橋本愛奈(20)、『Cheeky Parade』の関根優那(18)、渡辺亜紗美(18)、『東京女子流』の山邊未夢(やまべみゆ、16)、庄司芽生(しょうじめい、15)『風男塾』の青明寺浦正(せいみょうじうらまさ、26)、流原蓮次(るはられんじ、28)、大阪のロックバンド『ミドリ』(※2010年解散)でボーカル・ギターを担当していた後藤まりことともに出席した。
昨年、111組のアイドルと延べ2万1500人のファンを動員した『TIF』が、今年も開催。今回で4回目となる『TIF』は、4年連続出演となる『アイドリング!!!』をはじめ、この日出席したアイドルに加え、『さくら学院』、『Negicco』、『バニラビーンズ』ら53組の出演が決定している。
7月27日、28日の2日間にわたり、昨年に引き続きお台場で開催。会場はZepp Tokyo、フジテレビ湾岸スタジオ、青海公園地区特設会場などを予定しており、今年は「最大のフェスから最高のフェスへ。更なる進化」と「全てのアイドルが願う震災復興への思い」の2つのテーマを柱とし、『TIF』を展開していくこともアナウンスされた。
まず、この日出席した9組17名による挨拶へ。
『アイドリング!!!』横山ルリカ
「AKBがいなくても最高に盛り上がるライブを約束します!」
『アイドルカレッジ』床爪さくら
「私たちは2月にメジャーデビューしたばかりですが、他のアイドルさんに負けないパフォーマンスを披露して、夏の暑さが来る前に『アイドルカレッジ』の熱さを皆さんに届けられるように頑張ります」
『アップアップガールズ(仮)』仙石みなみ
「私たちは『TIF』の中で、一番激しく熱く攻めて、戦闘的なライブを皆さんにお見せしたいと思います。皆さん一緒に闘いましょう!」
『AeLL.』西恵利香
「私たちは結成してから毎年、ありがたいことに『TIF』に出演させていただいています。今年はその感謝の気持ちを込めて、皆さんと一緒に暑い夏を過ごしたいと思います」
『THE ポッシボー』岡田ロビン翔子
「『THE ポッシボー』は現在、V字回復中ということで、後がない雑草魂で頑張りたいと思います」
『Cheeky Parade』関根優那
「ももクロさんにも負けないような勢いで、もっとチキパのライブを勢いにして、頑張っていきたいと思います」
『東京女子流』山邊未夢
「4年連続で出させていただいているので、今年は『TIF』とともに成長した女子流を見せれたらいいなと思っています」
『風男塾』青明寺浦正
「唯一の男装アイドルユニットということで、男性ファンの皆さんに敵視されない程度に女性アイドルの皆さんから恋してもらえるようかっこよく頑張っていきたいと思います」
流原蓮次
「『TIF』で女性アイドルの方を100人斬りしたいと思います!」
後藤まりこ
「こんな感じでカキーンとホームラン打ちま~す!(※野球で打者が打つ仕種で) よろしくお願いしま~す!」
横山の『AKB48』を意識したコメントや、流原の“100人斬り”発言で場内は沸いたが、後藤の尋常じゃないテンションに、他のアイドルたちも戸惑いぎみ。発表会は、ニコニコ動画で生放送されていたため、ユーザーのコメントがリアルタイムでステージのLEDに映し出されていたが、後藤は「こら!『痛い』とか書くな!」と反論していた。
続いて、菊地と青明寺がMCを担当し、アイドルたちが今回の注目ポイントをフリップに書くコーナーへ。『アイドリング!!!』の横山が「人数変動!?」と書き、「いま20人でやらせていただいてるんですけど、減ってるかもしれないし、増えてるかもしれないし。いま6期生の募集をかけているので、もしかしたら6期生も一緒にライブに参加しているかもしれない」と、意味深発言。
これに菊地が「横山ルリカちゃんが6月にソロデビューするので、ルーリー(※横山の愛称)が卒業するんじゃないかと思っている」と疑いをかけたが、横山が「そういう菊地さんこそ」と返すと、菊地は「私はまだまだ卒業しませんよ」と答えた。
『アイドルカレッジ』の重本は「新曲を披露 ひよこ」と書き、「『少女卒業』という曲にひよこダンスがあるので、一緒にやりましょう!」と、菊地にムチャぶり! これに菊地は渋い表情を見せたが、一緒にひよこダンスしてみせた。
『AeLL.』のリーダー・西は「開墾」と書き、「私たちは環境問題に取り組むアイドルユニットとして、山梨県の南アルプス山の土地を借りて、『AeLL.』ファミリーのみんなと野菜を育てたりして、土地を開墾しているんです」と、ステージ以外での活動内容を明かし、「今年の『TIF』は、私たちの歌でステージを開墾していきたい」と意気込みを。
『THE ポッシボー』の橋本が書いたのは「ドS」。その心は、「私たちはみんなサバサバ系なので、ライブになると人が変わってしまう。まだまだなりきれないところがあるので、『TIF』までにドSになりたい」というものだったが、菊地は「同じ匂いがする。飲み屋感がハンパない」と、シンパシーを感じていた。
チキパが書いたのは「塩」。「いろんなところでライブしていて、倒れたりするメンバーもいるため、移動には塩が欠かせない」と、その理由について語り、関根と渡辺から「コーラスのダンスを一緒にやってください」と、またも菊地へムチャぶり。もう飽きたのか、菊地は無表情なダンスでこれに応じた。
「アイドルデビューの日です」と書いた後藤は、「いままでバンド形式でやってきたけど、アイドルとしてはデビューになる。この日は一人で歌って踊って、いろんな汁を飛ばそうと思っていますよ!」と、記念すべき日へ向けて力の入ったコメント。さらに「掟さんが出てるのに別枠みたいにされても困るよな?」と、『TIF』にDJとして出演している掟ポルシェ(44)を引き合いに出したが、流原から「余計特別ってことじゃないですか?」と、冷静に返されていた。
とにかくキャラが際立っていた後藤に対し、横山が「ウチの河村唯とコラボさせたい」と提案すると、後藤も「やるやるやる! キャッチボールから始めましょう」と乗り気に。
コラボつながりで、橋本が「ウチの秋山ゆりかが『風男塾』さんのファンなので、コラボできたら」とラブコールするも、菊地が「あっきゃん(※秋山の愛称)ってちょっと前まで『ポッシボー』辞めたいって言ってませんでしたっけ?」と、とんでもない横ヤリをぶっこみ! これに橋本は慌てて、「その時期はもう過ぎて、いまはV字回復中です!」と返答した。
最後に、報道陣から『TIF』への思い入れや、日本のアイドルグループの凄いところについて聞かれた菊地は、「全国のアイドルグループが一気に観られて、ファン同士が仲良くなったり、他のグループも応援しようと思ってくださる」と、ファンの交流があることをアピール。そして、「日本が一番アイドルが多いと思うんですけど、こうじゃないといけないという定義はないと思う。私たち『アイドリング!!!』もアイドルらしからぬことをやってきた。アイドルを知らない方も『TIF』に来ていただいて、楽しんでいただけたら」と、まだアイドルの現場に足を運んでいない人たちにも呼びかけた。