アイドルグループ『AKB48』の“あやりん”こと菊地あやか(19、チームA)と“わかにゃん”こと名取稚菜(17、チームB)が13日、東京・フジテレビで行われたCS放送「フジテレビONEスポーツ・バラエティ」の新番組『AKB観光大使』(木曜日・午後10時~)発表会に出席した。
同番組は、AKB48や姉妹グループ、それぞれの研究生から厳選された2名が、「1日観光大使」となって、47都道府県を訪問。1日という限られた時間で、手渡された「古文書」のキーワードを解くために、地元の人々と触れ合いながら、その土地の魅力をPRするというもの。
番組プロデューサーは、「1ヶ月に1回。月1のレギュラー。4年間で都道府県を全て周りたい」と、意気込む。
記念すべき第1回目の放送に選ばれたのが、AKB48がこれまでライブをしたことがない“空白地”の愛媛県松山市。そこで、「ミカン大好き」というきくりんと、「温泉大好き」というわかにゃんが松山市を訪問。街の魅力を伝えながら、ミッションをこなしていく。その働きが認められ、公式の観光大使である「おもてなし大使」に任命された。
松山城のマスコットキャラクター「よしあきくん」も登場。松山市の副市長から、タスキと任命書、名刺と伊予かすりの名刺入れ、「春みかん」とも呼ばれるカラマンダリンを渡された。
きくりんは、「言葉にできないぐらいすごく嬉しいです。わかにゃんは、AKBでは(接点がなく)話さないメンバーなので、始めはちゃんとPRできるか不安でした。ロケ中に仲良くなって、いろんなわかにゃんを知れた。ロケも時間がユックリだったので、楽しめました。これからどんどん松山をアピールしていきたいです」と、ニッコリ。
わかにゃんは、「武道館の時に、『今度お仕事一緒だね』と話したぐらい」と、同意。松山市の印象を、「知らないところもいっぱいあったし、もう一度行きたくなる街です。どんどんPRしていきたい。また、あやりんさんと(松山市に)いきたいですね」と、やる気満々。
それに対してきくりんは、「おもてなし大使に任命されたので、また、わかにゃんと行きたいです」といったものの、「プライベートで、(わかにゃんと)は?」と、ツッコまれると、「おっとりしているからなぁ」と、苦笑いしながら、言葉に詰まっていた。
総監督の“たかみな”こと高橋みなみ(22、チームA)からもメッセージがあり、2人の印象について、「きくりんは、一度AKBを辞め、再度オーディションを受けて入ってきたので、根性座っている。どこにいっても結果を残します。わかにゃんは、育ちがいいのかおっとりしている。天真爛漫で人見知りをしないので、観光大使に向いていると思う」と、全幅の信頼を口にした。
同番組は、5月23日よりCS放送「フジテレビONEスポーツ・バラエティ」でスタートし、月1回のペースで放送されていく。