『ななこSOS』などで知られる漫画家の吾妻ひでおさんが13日未明、東京都内の病院で亡くなったことが21日、わかった。69歳だった。
同日、吾妻さんの公式ツイッターが発表。吾妻さんは食道がんで闘病していた。ツイッターでは、「葬儀、告別式は近親者のみで執り行いました」としており、後日、関係者や一般人も参加できるお別れ会を開催予定という。
吾妻さんはテレビアニメ化された『ななこSOS』などギャグ漫画や、『不条理日記』などSF、不条理をテーマにした作品でも知られている。一方では、自身が失踪した実体験を漫画にした『失踪日記』で、2005年の日本漫画家協会賞大賞に選ばれている。