NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地となっている岩手・久慈市でゴールデンウイーク中、市内の観光施設などの利用者数が前年比2倍の約11万5000人に上ったことが分かった。
市によると、海女センターには4月27日から5月6日の10日間に1万人以上が訪れたという。例年、観光客が多く訪れるのは海女の実演がある7～9月。昨年7～9月の利用者数は約4900人で、今年は10日間だけで2倍以上となった。
11日付のスポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、全国から観光客が押し寄せたためで、ロケ地の1つ、海女センター周辺では車の乗り入れ規制を実施したといい、市はJR久慈駅前からセンターへ向かうバスを1日1本から11本に増やしたが、バスに人が乗り切れず、さらに増便した日もあったという。この様子に担当者は「まるでお祭り騒ぎ」とコメントしていたそうだ。
