米俳優ロバート・イングランド（64）と、ショーン・アスティン（42）が2日、都内ホテルで来日会見を開いた。
『エルム街の悪夢』で鉤爪の男・フレディーを演じ一躍スターダムへとのし上がり、『スーパーナチュラル』など、ゲスト出演でも好感度の高いイングランド。一方のアスティンは1985年にスティーブン・スピルバーグ監督の『グーニーズ』でマイキーを好演し一躍人気となり01年からの『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではサムを演じた。
2人はハリウッド関連商品の製造輸入販売を行うスタイルオンビデオが主催する5月5～6日のファン交流イベント『ハリウッドコレクターズコンベンション』特別ゲストとして招待された。
年齢は違えど日本は20年ぶりという2人。イングランドは、「富士山の近くに行ったことがなかったので静岡を楽しみにしています」とあいさつ。アスティンも「3回目の来日は4、5日あるのでいろんな場所を訪れたい」とまじめに話しだしたかと思えば、映画『ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還』で主人公のフロドを背負い、山を登るシーンにかけ、「今回は静岡にも行って富士山の近くに行く機会があると思うので、場合によってはロバートを背負います」と、茶目っ気を見せることも。
さらに、日本のファンとの思い出については、12歳のとき、グーニーズが始まった時日本の女の子からファンレターがきたというアスティンは「多くのものには大ファンですというものが多かったんですけど数十通目を通す中で日本のファンからの手紙がありました。和紙で漢字でいろんなことが書いてあって、その女の子は英語で、『結婚して下さい』と書いてあった、初めてプロポーズされたんですけど、日本とアメリカで距離が離れているので難しいと思いました」と、エピソードも明かしていた。
今回の来日で、2人とも、普段は目にすることのない自身らが出演した作品の日本版のコレクターズ・アイテムが気になるそうで、イングランドは、「自分のやった役をこうだったよとフィイードバックを感じることは少ないので、俳優としても勉強の場だと思っています」と話したり、「私もあなたと同じくせいちょうしたんだよと言って頂ければ嬉しい。ファンと交流するにあたって、ファンの方が自覚することは無いと思いますが、ファンの方が渡してくれる作品としての作品で勉強となります。そういうフランクな交流ができれば」と、前を向いていた。
