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牧伸二さん自殺に藤村俊二らショック「言葉も出ません…」

 29日未明、東京と神奈川の堺を流れる多摩川に転落し、病院へ搬送され死亡が確認されたウクレレ漫談家の牧伸二さん(本名・大井守常、享年78)について、俳優の藤村俊二(78)ら親交のあった著名人が29日、お悔やみを述べた。牧さんが丸子橋から多摩川に飛び込んだ姿を通行人が目撃しており、警視庁田園調布署は自殺とみて調べている。

 牧さんと同じ昭和9年生まれの著名人による同窓会『昭和九年会』のメンバーだった藤村は、「言葉も出ません。マキシンちゃんと自殺が結びつきません。天国でお幸せでいらっしゃることを祈っております」と、驚きを隠せないコメント。

 タレントのケーシー高峰は「先輩からはかわいがられ、後輩からは人望がある人だった。ネタ作りのため、楽屋などで新聞をよく読んでいた姿を覚えている。とにかく悔しい。惜しい」、漫才協会会長の青空球児(71)は、「『青空球児・好児』がまだ駆け出しだった頃、お笑い界の登竜門的番組『大正テレビ寄席』に初出演し、当時大スターだった牧さんに『面白いじゃないか。頑張れよ』と優しく声を掛けてもらった。本当に嬉しかった」と、それぞれ故人を偲んだ。

 30日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、東京都大田区の牧さんの自宅には約50人の報道陣が集まり、次女の真理子さんが「びっくりするだけ。本当とはちょっと…」と、牧さんの突然の死に戸惑っていた。

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