歌手・田端義夫さんが25日、都内の病院で肺炎で亡くなった。94歳だった。同日付のNHKオンラインが報じている。
田端さんは三重県出身。1938年に歌謡コンクールで入賞し翌39年に「島の船唄」でデビューし、その後も、「大利根月夜」のヒットを飛ばした。「オッス」という大きな声のあいさつと、ギターを抱えた独特のスタイルで人気を集め、「バタヤン」の愛称で親しまれていた。
この悲報に、親交のあったミッキー・カーチス（74）は、「中学時代からのファンでコンサートにもよく行っていたんだ。70年代に音楽プロデューサーをしていた頃から親交がはじまって、沢山の思い出があるよ。カッコいいエレキを持ったあの姿はいつまでも俺の中では色鮮やかに甦ってくるよ。ご冥福をお祈りします」と、お悔やみを寄せている。
