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河瀬直美監督 日本人監督として初の「カンヌ映画祭」審査員に選出

 映画監督の河瀬直美氏(43)が24日、南仏カンヌで開幕する『第66回カンヌ国際映画祭』(5月15~26日)の最高賞パルムドールを争うコンペティション部門の審査員に選ばれたことが、分かった。

 河瀬監督は同映画祭で、1997年『萌の朱雀』で新人監督賞にあたるカメラドール、07年『殯(もがり)の森』で審査員特別賞を受賞している。

 25日付のサンケイスポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツ、日刊スポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており、スティーブン・スピルバーグ監督(66)が審査員長を務め、ニコール・キッドマン(45)クリストフ・ヴァルツ(56)ダニエル・オトゥイユ(63)ら俳優、アン・リー監督(58)らというそうそうたるメンバーの名前が上がる中での、選出となったという。

 日本人では昨年亡くなった衣装デザイナー石岡瑛子氏(享年73)が96年に務めており、17年ぶりになるという。

 河瀬監督は、「非常に名誉で光栄なこと。審査員の一員として、また日本人として恥じることのないよう、世界から選ばれし21本の作品に真摯(しんし)なまなざしで向き合いたいと思います」と、コメントを寄せている。

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