3月31日に千葉・幕張メッセで開催された『アニメコンテンツエキスポ 2013』内ステージで『這いよれ！ニャル子さんW×俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』コラボレーションイベントが開かれた。
『ニャル子さん』からはニャル子役・阿澄佳奈、八坂真尋役・喜多村英梨、クー子役・松来未祐、暮井珠緒役・大坪由佳。『俺修羅』からは春咲千和役・赤﨑千夏、夏川真涼役・田村ゆかり、秋篠姫香役・金元寿子、冬海愛衣役・茅野愛衣が登場し、司会は季堂鋭太役の逢坂良太が務めた。
2012年4月から6月までクトゥルフ神話の設定を下敷きにした“ラブコメ”が展開。後ろから這いより隊GによるOP『太陽曰く燃えよカオス』も人気となり、4月からは第二期も放送中の『這いよれ！ニャル子さん』。一方で、先月まで1クールで放送され鋭太の“修羅場すぎる”日常が描かれた『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』。
これまでも同2作品のコラボはあったが、逢坂が「壮観ですな」と言う通り、女性声優8人が一斉に登壇するという華やかさ。ステージでは『最強コンビ決定戦』と題し、4組に分かれてゲームのポイントを競っていくものに。
田村＆喜多村コンビは、田村が「私達、喜多村、田村だからなんかゴロ良くない？」というと、喜多村が「“村村“コンビ」だと、テンションも高め。そのノリが伝播したのか、阿澄と赤﨑コンビで赤﨑が「私達も赤﨑、阿澄ですよ！『あ』つながりです」と、意気込むことに。松来と金元コンビは「歳の差コンビということで」と言ったり、茅野と大坪コンビは「ゆったりまったり行きます」とマイペースさを見せる。
1つ目のゲームは引っ掛け要素の多い、早抜けクイズ。優勝賞品が『沖縄旅行券』と明かされたため、回答者ペアらの眼の色も変わり、出題されると、大騒ぎで手を挙げる者が続出。喜多村がクトゥルフ神話を創出したハワード・フィリップス・ラヴクラフト氏の肖像をなぜか一発で正解し沸かせたり、一番早く勝ち抜いた茅野と大坪コンビは大坪の活躍に茅野が大坪の頭をナデナデしたり、松来の正答に金元が抱きついたりと、まさにドタバタの様相！
最終戦の『あっちむいてホイ』では奇しくも田村と赤﨑という『俺修羅』の“彼女”対“幼なじみ”という対戦が実現。観客から「修羅場！」コールが響く中、“幼なじみ”の赤﨑が田村を下すという、アニメ本編の結末とは違った下克上を達成。赤﨑が「今日が（アニメ放映の）最終回だったんですけど、いろんな思いを晴らせたような気がします」と言うと、場内にドッと歓声が沸いた。
結果はすったもんだがありつつ、茅野＆大坪コンビが優勝。茅野がキャラ通り、「愛衣ちゃん大勝利！」と高らかに勝利宣言。本気で沖縄に行きたそうな田村は、「愛衣ちゃん誰といくのかな？チラッ」と、スカートの端をつかみ“色仕掛け”をしたり「私の嫁が見事沖縄旅行を勝ち取りとても嬉しいなと思ってます」と、ニヤリ。茅野が「旦那なんですか！？」と驚くと、田村は「幼稚園のときに婚姻届に押したんでしょ。約束忘れないで」と、アニメに設定にのっとった見事な切り返しを見せていた。
最後に、阿澄と田村がコラボの証として握手を見せつつ、逢坂が「初めてのMCでしたので不安でしたけど、みなさんのおかげで乗り切ることができました。『ニャル子さんＷ』は素晴らしい作品になっていると思います」とまとめ閉幕となった。
しかし、それだけでは終わらず、なぜかステージが暗転。すると、農業高校を舞台にした人気ライトノベル『のうりん』がアニメ化することが発表。畑耕作役・浅沼晋太郎、木ノ下りんご役・田村ゆかり、中沢農役・花澤香菜、過真鳥継役・羽多野渉、良田胡蝶役・井上麻里奈、戸次菜摘役・斎藤千和、若旦那役・加藤英美里と明かされ、ファンは拍手を寄せていた。
