自称“百獣の王”タレント・武井壮（39）とタレント・はるな愛（40）が11日、都内で行われた映画『アイアンマン3』（監督：シェーン・ブラック／配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）公開記念スペシャルトークイベント『アイアンマン』特別上映会にスペシャルゲストとして登場。
「4.11武井壮VSはるな“愛”アンマンの超・異色対決in汐留」と題して、互いを倒すシミュレーション対決を行った。
白いランニングシャツに黒のゆったりしたパンツといういつものスタイルで登場した武井は、『アイアンマン3』で、「さらば－－－アイアンマン。」とのポスターの文字を見つめ、「もう終わっちゃうのか？パート4、パート5でオファーが来るように、パワードスーツ着なくてもいいように、毎日鍛えているのに」と、筋骨隆々な肉体を誇示。
そこへ、はるな愛がパワードスーツを着て登場。すると、武井の眼の色が変わる。「前作の『アベンジャーズ』でも宣伝をやらせてもらったらときから、『着させてくだい』と、お願いしていた。『出来たらそのうちお願いします』とまで言っていたのに、愛とアイアンマンがかぶっているっていうだけで、着させられて」と、悔しがる。
はるなは、「男の子は本当にこういうの大好きだから、“（大西）賢治心”に火がついちゃった。（アイアンマンに）なっちゃった。映画みたいに、パーツが一個一個分かれていて、パーツごとに着るようになっているの」と、大興奮でしゃべりまくる。さらに、着た感想を聞かれると、「強い男に守られている感じ。ボディーでね。心地いい～」と、“愛心”にも火がついたようだ。
武井は駄々っ子のように、「着たい」と言うと、はるなは、「（映画の中で）ペッパー・ポッツが着ているので、アイアンマンレディーの気持ちで着ている」と、男ではなく、女として着ていると注釈。
さらに、武井は、「次、着たいですよね。でも“さらば”の意味が・・・次なかったら・・・今回、出て最後だったら着る機会ない。買い取まで考えているのに、値段聞いても教えてくれない」と、相当の執着を見せて悔しがった。
今イベント最大の見せ場である“異色シミュレーション対決”！
1本目「武井壮VSアイアンマン」
「『パート2』で最後に出てきたマーク７は、空中で着るのに10秒ぐらいかかる。ここが弱点だな。10何秒あったら100何十メートル走るので、ガッと間合いを詰めて、着れてないスーツの隙間に手を挟み、そこに塩水を流し込む。息を吹きかけて乾かす。金属が錆びついちゃうので、なめらかな動きにならない。初期ロボットスーツみたいになる。そこをバコーンと！塩水はまだ、誰も使っていない。初ですよ」と、自画自賛。
2本目「武井壮VSはるな愛アンマン」
「イージーです。チョー女の子ですから」というと、いきなり、ガバッと抱き寄せ、そのまま押し倒し、片膝ついて、たくましい膝ではるなの背中を支える。そのまま見つめ合ってキスする勢い。
はるなも、「う～ん」と、乙女な声を出し、「なんかわからないけどやられちゃった。ドキッとしちゃった」と、敗北を認める。
変わって、はるなの1本目「はるな愛アンマンVSトニー・スターク」
「モデル、キレイな女性をいっぱい見ているので、“養殖モノ”といわれているオネェは。セクシーポーズとるしかない」というと、武井に手伝ってもらいながら、横に寝て色っぽいポーズ（？）を取ってセクシーアピール。しかし、パワードスーツを着ているためか、反応はセクシーとは程遠く、笑いしか起きなかった。
2本目「はるな愛アンマンVS武井壮」
「簡単。古風なんですよ。古典的な女の子のサプライズに弱い」というと、武井を座らせると、「鍛えている人は、前はポーズを取って強いんですけど、後ろは弱い」というと、はるなが後ろに回り、「だ～れだぁ～」と古典中の古典技を披露。武井は、「はるな愛あんまん」といって、目を開けると、リパルサー光線が目に入る。感想は、「（パワードスーツが）ゴツゴツだし、（リパルサー光線が）ギラギラだったけど、ちょっといい」と、ちょっと心が動いた様子。
と、はるなは、何を思ったか突然、「壮くんは、私のことを本気で好きと思います。前回ロケ行ったときから、私のことを特別に見ていたよね。どこ住んでるんですか？」と。はるな曰く、そういうことを聞くのは「好きな人が多い」と、断言。
はるなが「好きなんだよね」と聞くと、武井は、「やだ」と、顔を崩し、手でバツを作りながら拒否する。はるなはメゲずに、「テレビの前だからってテレてるけど、楽屋では、心の中から好きなんだな。初めて合った時に、同級生だよって行ってくれて・・・」と、ハートマークが画面いっぱいに現れてそうなスゥィートトーク。そして、「やだぁ～結婚会見になってませーん？」と、いつも以上に声を裏返して、ひとり舞い上がる。
今年2月に破局を明かしていたはるなは、「アイアンマンのように、私も傷ついているんです。（恋人は）忘れた頃にやってくるというでしょ？占い人に、意外と身の回りにいる人だよって。（武井は）しょっちゅう、私の回りにいるんですよ」と、強気で押し切る。
これに対して武井は、「前に会ってから数ヶ月経っている。それなのに、回りにいるっていうメンタルの強さがすごい」と、感心しきり。「私服の愛ちゃんは可愛くてステキですが、（パワードスーツを着た愛アンマンは）やってやろう、倒してやろうと思う」と、本当に悔しいらしく、話がスーツに向かう。
「私も強いよ。負けないよ」と、いうはるな。「本当にイージーですよ」という武井に対して、「私も簡単よ」と一歩も引かないはるな。第2回戦突入！
武井とはるなは見つめ合うと、武井がはるなをギュッと抱きしめ、見つめ合う。そして、クールに、「はるな愛アンマンは、こういう攻撃にひたすら弱いので。いいなりです」というと、「やられました」と、可愛らしく負けを認める。
壮絶なアベンジャーズの戦いから1年。あの熾烈な闘いが残した深い傷跡と魂の再生が描かれるシリーズ3作目。武井は、「まだ僕らも見てないんですけど、トニーは闘いに悩み不安になる。そして、新しいアイアンスーツを作りまくるらしい。全員集合になるシーンがある。さらに、アイアンマンの“分身”にして敵か味方か正体不明のアイアンパトリオットの登場。なによりも、『さらば－－－アイアンマン。』の意味など気になります」と、PR。
はるなは、「私たちの関係も謎めいて、かぶっちゃいますね」と、猛アタックはまだ続いていた。
最後に、報道陣から、「愛は生まれそうですか？」と問われると、武井は、「どうですかねぇ誰にもわかんないです」と、濁すのが精一杯だった。
同映画は、4月26日より2D3D日本先行公開。
