歌手でタレントのやしきたかじん(62)が31日深夜、自身の公式ホームページで、初期の食道がんのため休養に入ることを発表した。
「ファンの皆様へ」と題され、所属事務所が「検査の結果、初期の食道がんであることが判明いたしました」と報告。今後については、「治療のためにしばらくの間レギュラー番組をお休みさせていただきます」と無期限の休養に入るようで、タバコ、お酒も我慢し、治療に専念することも明かし、「なるべく早く元気な姿で、また吠えていただこうと思っております」と、歯に衣着せぬたかじんのキャラを連想させるべく、つづられている。
1日付のデイリースポーツは、たかじんの休養を1面で報道。関係者の話では、たかじんは昨年末に「声が出にくい」と喉に違和感を感じて、正月恒例のハワイ旅行もキャンセルしたという。予定されていたテレビ番組の収録をこなしていたが、30日に検査結果が判明。レギュラー番組を持つ在阪テレビ局に、たかじんサイドが休養を持ちかけた。
愛煙家、酒豪として知られるたかじんは、これまで腰のヘルニア、肺気胸、白内障などを患ったが、大病による本格的な休養は初めて。「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ・日曜午後1時30分?)は、27日に同局での収録を終え、2月5日放送分までは収録済みとのこと。同10日収録予定の12日放送分は、代役での放送か、別番組に差し替えるかなど検討している。
また、病気とは別の休養理由も浮上しており、「たかじんさんの交友関係の問題も取りざたされている。以前からたかじんさんの身辺について、幹部クラスが話し合いを持っていた局もある」と話す関係者もいるようだ。