タレント・仁科仁美(27)が11日、都内で映画『50/50 フィフティ・フィフティ』(監督:ジョナサン・レヴィン/配給:アスミック・エース)女子会トークショー付き試写会に登場した。
27歳にして血液のがんを患い、生存率50%の余命宣告された平凡な青年・アダム。がんという重たいテーマながらも、周囲の状況や人をユーモラスに描くというコメディーチックな作品となっている。
仁美といえば、母親で女優の仁科亜季子(58)とともに子宮頸がんのキャンペーンCMに出演している。これは亜季子が1991年に子宮頸がんを発病し、苦しい抗がん剤治療を経験したためだが、「母の入院が小学校1年生の時だったので、病気の大変さはわからなかったんですが、家にいない寂しさはあったので、家族の大切さは感じました。甘えたい時期でもあったので、毎日病院に行って母のマネをしてパジャマの格好をしたりしていましたね」と、当時を振り返る。
映画の感想については、「私がこの立場になったら、どうするんだろうと思いましたね。主人公のアダムは病気になっても、自分の人生を歩んでいるので、私も毎日反省はしますけど、後悔はしたくないと思っていているので、そこが共感しました」と、見どころをPR。
また、女子限定イベントだっただけに、好きな男性のタイプもぶっちゃけ、「私がどう見ても肉食系じゃないですか。なので、やっぱり男らしい人が好きです。あと、男友達が多い人が好きですね。男性から見て魅力がある人は、男らしいと思うんです」と、包み隠さず明かし、場内は沸き返った。
そんな“肉食系”の仁美でも、カレシはいないようで、「クリスマスまでにあと1ヶ月ちょっと、相手を見つけるのは無理なので、友達と女子会の計画を立ててます」と、苦笑いすると、「この映画を観て思ったんですが、すべての人が幸せになってくれると、自分も幸せになると思うんです。みなさんも毎日笑顔で過ごしましょうね!」と、パワフルに笑った。
12月1日からTOHOシネマズ 渋谷、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー!