
日中韓6人組男性ユニット『CROSS GENE(クロス・ジーン)』が14日、東京・ダイバーシティ東京で日本デビューシングル『Shooting Star』(ユニバーサル・ミュージック・ジャパン)発売記念スペシャルイベントを開催した。
日本のタクヤ(20)、韓国のセヨン(23)、シン(21)、ヨンソク(20)、サンミン(20)、中国のキャスパー(21)という6人のメンバーで構成されたアジアグローバルユニットでグループ名は各国の優れた遺伝子(GENE)が集結したことから名付けられた。2012年6月に韓国デビューを果たし13年3月5日に配信した韓国語バージョンの『Shooting Star』ではiTunesにて話題沸騰で、香港や台湾、マレーシア、インドネシア、タイで1位を獲得。さらに、それが新人だったとあって異例の快挙づくしで注目を浴びるグループだ。
気温9度とコートが手放せない寒さの中の屋外の広場でのイベントとなったが、タクヤが「寒さも吹っ飛ぶくらいで行きます!」と宣言し、韓国のデビュー曲『La-Di Da-Di』をキレのあるダンスと息の合ったパフォーマンスで魅せ一気に場内はヒートアップ!振り付け途中でファンへニコリと手を振るアドリブも入れ、ファンを沸かせるなど緊張はない様子も。
続いて『Solar』、剣を使った振り付けの日本デビュー曲『Shooting Star』を披露し、夕暮れのダイバーシティに歓声が止むことはなく、途中のMCでもムードメーカーのヨンソクが集まった500人のファンを「美しい!」と、発言し黄色い歓声が飛んだり、ポーズを決めてふざけあうなど、6人の絆の強さを見せた。

会見では、その人気を象徴するように80人もの報道陣が6人を取り囲む盛況ぶりで、タクヤは「きのう日本デビューしましたけど、きょうもこんなにたくさんの人たちに集まって頂いて嬉しく思います。ちょっと(日本)デビューの日にちが遅れてしまいましたけど、こうやって待っててくださる人たちがいて幸せです」と、感慨深げに語ると、シンも「これからもっと、カッコイイところで、カッコイイ音楽を聴かせられるように頑張ります」と、前を向く。
3ヶ国をまたいだグループで同じ寮で暮らしているというだけに普段は何語を使ってるのか、報道陣は興味津々。使っているのは韓国語だそうだが、タクヤは「長いことずっと一緒にいるので上達してコミュニケーションは問題ないと思います」とのこと。中国のキャスパーも「最初は言葉が分からなくて大変だと思っていたんですが、トレーニングとか歌の練習があってプレッシャーもあるのですがグループに溶け込んでいって、いろんな練習をしているうちに、寂しさを忘れるくらい忙しいです。いまは寂しいというのはありませんね」と、爽やかな笑みを見せた。
文化の違いも問題なくなるほどのチームワークのよさがあるそう。ただし、来日したときの食べ物にかんしては意見が分かれたそうで、タクヤが「ヨンソクはお菓子を食べてたり、サンミンはラーメン食べたいといったり、僕は日本食が食べたいと言ったり。まちまちですね」と、苦笑い。
『Shooting Star』が5ヶ国で1位を獲得したことについては、タクヤは、「僕達の見えないところで、行ったことのない国で、僕達のことを知ってくれている人がこんなにたくさんいるんだというので、アジアのいろんなところに行きたい。日本のみなさんに僕達の音楽を知ってもらって、アジア、世界へ向けて活動の幅を広げていけたら」と、抱負を語り、ファンとのハイタッチ会へと向かっていった。
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