台湾俳優チェン・ボーリン（29）が22日、都内で『イタズラな恋愛白書～In Time With You～』DVDリリース＆BS日テレ放送記念来日記者会見を開いた。
アジア圏で大人気だった台湾ドラマ『イタズラな恋愛白書～In Time With You～』 。第47回台湾エミー賞（金鐘獎）では台風の目となり主演女優賞をアリエル・リン、主演男優賞をボーリンが獲ったことを手始めに主要部門7部門を受賞している作品だ。その人気は日本でも見られ、同日のイベントは70人の定員に対し800人の応募が殺到していた。
カジュアルなグレースーツで登場したボーリン。数十度にもわたって来日しているため「こんにちは、チェン・ボーリンです」と、流暢な日本語であいさつ。その後は中国語で通訳を通して話をしたが、中国語を発するごとにあいづちを打つ観客に「中国語も聞き取れる人が多いですね」と、笑みがこぼれた。
金鐘奨の主演男優賞については、「まさか受賞するとは思っていませんでした。受賞ですと言われて、頭が真っ白の状態で、だんだんと実感がわいてきました」と、率直な感想を。それでも、浮き足立つことはなく、「とくに環境の変化はなかったです。自分としても変化はないし、役者としてやることをやるだけですよ」と、クールな一面も。
イベント中には、自身の曲も場内にかかることとなり、「ダーレンを演じながら暇な時に作りました。監督にこんな感じとか相談したらそのまま通って。ただ、声に自信がないんですよ」と、苦笑いするボーリン。
ラブストーリーの本作での恋愛は参考になったのかというと、「恋愛については参考なだけですね。愛に答えはないですから。僕にとって愛の参考かなと思います」と、さらり。
こんな返答の裏には自身の確かな恋愛観には考えがあるようで、男女の友情は成立するかについては、「タイミングが重要かなと思いますね」と流れといい、好きになったら攻めるのかについても「それも状況しだいだなと思います。恋愛は雰囲気が大事なので。恋愛にちゃんとした計画があったらおかしいと思います。何かに添ってするというのは違うかな。何でも縁かな」と、持論を展開した。
そのため、報道陣から「日本でそんな感じの縁は？」との質問が飛ぶと、「いまのところないのですが、未来はどうなるでしょうね」と、ニヤリと笑い場内のファンを魅了していた。
DVD『イタズラな恋愛白書～In Time With You～』はジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントより好評発売中！さらにBS日テレでは2月27日より放送開始！
■STORY
チェン・ヨウチン（リン）は靴メーカー勤務のキャリアウーマンで仕事はできるが、恋の方は失恋を繰り返し連戦連敗。ついに30歳の大台に乗ってしまったヨウチンにはリー・ダーレン（ボーリン）という大親友の幼馴染がいた。自分たちがお互いに恋をすることはあり得ないと断言していた2人だが、ヨウチンには元カレが、ダーレンには会社の後輩がアプローチを仕掛け、関係が少しずつ変わっていくこととなり…。
