『ゼクシィ2013CMガールオーディショングランプリ』発表会が15日、都内で行われ、ティーン向けファッション雑誌『ニコラ』(新潮社)の専属モデルとして活躍しているモデル・松井愛莉(16)が選ばれた。
これまで加賀美セイラ(25、2001年)、加藤ローサ(27、2004年)、倉科カナ(25、2005年)らを排出した『ゼクシィ』のCMガール。今回は、創刊20周年を記念し、ゼクシィ史上初の公開オーディションを行った。応募総数400名の中から、グランプリが決定した。
【プロフィール】
松井愛莉(まついあいり)
生年月日 1996年12月26日 16歳
サイズ 身長170センチ、B78W58H83
出身地 福島県出身
血液型 O型
趣味 ショッピング、体を動かすこと
長所 ポジティブ
チャームポイント 笑顔、股下85センチ
松井は、現役の高校1年生で、2009年、ティーン向けファッション雑誌『ニコラ』(新潮社)の第13回ニコラモデルオーディションに応募し、1万4076人の中からグランプリを受賞。同年10月号より同誌の専属モデルとしてデビュー。また、成長期限定のアイドルユニット『さくら学院』のメンバーとして、2010年4月~2012年3まで活動していた。
結婚情報誌らしく、純白のワンピース姿の松井は、「緊張して何もしゃべれなかったので、信じられないんですけど、嬉しいです」と、自信なさげにか細い声で第一声。登場してから、視線を正面左右と落ち着かなく動かしたり、肩をすくめ気味にするなど、どこかビクビクした小動物を思わせる立ち居振る舞いで初々しい。
オーディションに応募しようとしたキッカケを問われると、「応募したキッカケ……キッカケは……事務所の先輩である加賀美セイラさんが出ていて憧れて…いました」と、消え入りそうな感じで話す。自分に自信がなく、「さくら学院1の小心者」と言われていたアイドル時代そのまま。
審査員を務めた8名の中から、伊藤綾編集長、CM制作に携わるエグゼクティブクリエイティブディレクターの箭内道彦氏(48)、クリエイティブディレクター・中村聖子氏が登壇。
審査員からも、「ずっと下を向いていて珍しいタイプ」と言われたが、箭内氏が、「みんなが心配になるし、幸せになってほしいと思うし、守らなきゃと思う。それは才能。緊張している姿でグランプリ獲った」と言うように、中村氏も伊藤編集長も異口同音に、みな“初々しさ”に惹かれたという。
中村氏から、「一番演技ができなかった」と、言われた松井は、「演技が苦手なんです。演技を拒否っていた部分があったんですけど、最近は、ちょっとずつ頑張ってきています」と。箭内氏は、「今回は演技がいらないCMだということを発表します。その場の空気の中に、ドキュメンタリーとして立ってくれればバッチリ」と、ゾッコンな様子。
また、ベールを付けたのもブーケを持ったのも初めてだそうで、純白のワンピースと相まってウエディングドレスのようで、「ウキウキします。加賀美セイラさん、加藤ローサさん、倉科カナさんに並べるように、素敵な人になれるように頑張ります」と、瞳を輝かせた。
具体的に結婚のイメージを聞かれると、「幸せなんだろうなぁ。喧嘩してもすぐ仲直りできたりとか、仲のいい夫婦に憧れます」と、高校1年生とあって漠然としたもの。
それでも理想の結婚年齢は、「理想はたぶん無理だと思うんですけど、25歳ぐらいまでに結婚したいなぁ。若いママでいたい。いまの段階だと、家事とか出来ないので、一緒に料理とか作れたらなぁと思います」と、甘~い結婚生活を夢見ているようだ。
将来の夢は、「モデルの仕事を中心に活動させてもらっているんですけど、ランウェイを歩いてみたい。笑顔を与えられるモデルさんになりたいなぁと思います」と、笑顔で語った。
松井が出演する同新CMは今春にオンエア予定。なお、彼女は3月に行われるファッションショー『神戸コレクション/TOKYO RUNWAY』にて念願のランウェイデビューも決定した。