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大泉洋しあわせのパン“チ”左ほお直撃!夫婦役原田知世に「綺麗な嫁さん」

20120128大泉洋
ヒットを祈願(左から大泉洋、原田知世、三島監督)

 俳優・大泉洋(38)が28日、都内で映画『しあわせのパン』(監督・脚本:三島有紀子/配給:アスミック・エース)初日舞台あいさつに、女優・原田知世(44)と三島監督(42)とともに登壇した。

 北海道・洞爺湖のほとりの町・月浦にオーベルジュ式の宿泊設備を備えたパンカフェ『マーニ』を営む夫婦(大泉、原田)がいた。その店を春夏秋冬で訪れる客を通して、“心だけが離れてしまった”夫婦にゆっくりと変化が起こっていく。“幸せ”とは何かを問いかけ、「北海道の知られていない魅力を伝える映画を作りたい」という思いから、スタートした映画なだけに、温かさがスクリーン上に満ちあふれている作品だ。

 チェック柄でまとめたカジュアルファッションで現れ、観客から声援を受けた大泉。28日だけで5回も登壇するというが、初日を迎えられたことの喜びを語ると、「『探偵はBARにいる』より盛況ですと言われまして」と、あいかわらずリップサービス満点だ。

 無名時代からずっと憧れていたという原田との夫婦役の大泉は、「知世さん」と下の名前で呼ぶ仲まで親交を深められたようで、「北海道であいさつしたときだと綺麗な嫁さんを連れてきたみたいな感じでした」と、先行上映された北海道でも好感触だった様子。

 大泉がしゃべるごとに笑いが起きるため、ゆったりとして、ときに人間の本質に触れるシリアスな同作とは雰囲気が違うことに、「こういう舞台あいさつは向かない。笑って帰ってもらいたいから」と、苦笑いするしかない。

 といいつつも、大泉は夫婦が向きあうクライマックスシーンの感動のセリフのネタバレをしてしまい、三島監督から「言っちゃうんですか!?」と、詰め寄られる一幕も。これに大泉は、「クライマックスを言うということは学説にもあるので、謝る気はありません」と、強気で押し返し、観客は大爆笑していた。

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くす玉セットが倒れ…

 イベントでは、雪だるまパネルに原田が右目を入れのを指導するなどノリノリの大泉だったが、記念のくす玉割りでは、出てきた垂れ幕が大泉の左ほおを“パンチ”のごとく直撃した上に、セットが倒れそうになるというハプニング!左ほおを痛そうに押さえる大泉に、またも場内は爆笑の嵐に包まれることに。

 それでも、最後は、3年間の期間を置いたことに触れた大泉は、「長く抱えていたぶん旅立つのが寂しいです。全国でも48館という小さい規模のものですが、ゆっくり愛してもらって、日本のどこかの映画館で長く続いてもらえれば。全国のみなさんにかわいがってもらえるように」と、まじめな願いを込め、しっかり締めた。

 28日より全国公開!

 

 

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大泉洋
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スラリと場内に入ってくる大泉
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まじめなPRも
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左ほおを痛そうに押さえる
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原田知世
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三島有紀子監督
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目を入れる原田を“指導“する大泉
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