吉本興業所属のお笑いタレント・藤井隆(39)、友近(38)ら14人が20日、都内で株式会社ファミリーマートとコラボレーションした『いっしょに、笑顔。』プロジェクトの記者発表会に出席した。
同プロジェクトは、日本国内で8700店舗、海外店舗を合わせると約2万店舗を展開し、創立30年を迎えるファミリーマートと2012年で創業100周年という節目を迎えた“笑いのプロ”の吉本興業とが、“つながり、地域密着、アジア進出”という共通のテーマのもと、企画されたプロジェクトである。
これに合わせて、地域に密着したプロジェクトの一環として日本各地のスマイル部長が任命。北海道は『平成ノブシコブシ』徳井健太(31)と吉村崇(31)、東北は『ぺんぎんナッツ』いなのこうすけ(32)と中村陽介(29)、関東は『インパルス』板倉俊之(33)と堤下敦(34)、中部・北陸は『ハイキングウォーキング』松田洋昌(35)と鈴木Q太郎(37)、近畿は藤井、中国・四国は友近、九州は『パンクブーブー』佐藤哲夫(35)と黒瀬純(36)、沖縄は『ガレッジセール』川田広樹(38)とゴリ(39)に辞令が下ることとなり、全員でキーワード「いっしょに、笑顔!」の掛け声を上げた。
先日、『THE MANZAI』(フジテレビ系、12月17日・午後7時?)でチャンピオンに輝いた『パンクブーブー』の黒瀬は、「コンビニのチャンピオンであるファミリーマートさんとコラボレーションできるなんて・・・」と、急に話をふられてまごつく。そこで佐藤は、「そんな相方がすごく可愛いです」と、フォローを。そんな『パンブー』を尻目に、Q太郎はファミリーマート社長・上田準二氏へ、お決まりの『卑弥呼さまー!』ネタを「ファミリーマートさまー!」とアレンジをしてみせたり、『ガレッジセール』が10年ぶりに持ちネタを披露するなど、任命式は爆笑の嵐が吹き荒れた。
近畿担当になった藤井は、「大阪の吉本新喜劇は年齢層がとても広いので、先輩・後輩がタッグを組んで、楽しく、おいしくをテーマに商品開発していきたいと思います」と意気込み、中国・四国担当の友近も「愛媛県出身ということもあり、観光大使もしているので、愛媛の魅力をつたえていけたら」と、より地域に密着した活動をアピール。
さらに『ぺんぎんナッツ』は福島の『住みますプロジェクト』担当となっているが、いなのは千葉県出身、中村は福岡出身ということもあり、「地域密着といいつつ、僕らは出身地が違うのです。でも、みなさんとても温かい人たちばかりなんです。笑いと笑顔を地域のみなさんに届けたいです」と、ほほ笑む。
地域に最近の笑顔になった出来事を聞かれると、黒瀬がプライベートの話をしたが、失笑すら起こらず、「本当にチャンピオンですか?」と、イタイ質問が飛ぶことに。「『M-1』で勝ったときもこんな反応でしたけどね!」と、自虐で笑いを取り“王者の威厳”を保った。
また、友近の、「子供が好きで、姪っ子を見てると本当に笑顔になりますね」と、いうコメントに対して「ご予定は?」と、尋ねられると、「来年、再来年には生みたいですね」と、笑顔をみせる。そこで、明石家さんま(56)に「好きな人がいる」と、恋愛相談をしているという噂のある友近に、「その方と恋人関係にあるんですか?」と、報道陣が尋ねると、小柳ルミ子のモノマネを加えながら、「その質問聞こえませーん」と、逃亡を図ったが、友近の右手の薬指にキラリと光る指輪を見逃さず、「そちらの指輪は?」と、ズバリ質問。「いや、これはだいぶ前からしているものです。でも前の人とのモノではないですし・・・」と、ごにょごにょと口ごもっていると、「今の人とのですか?」と、問われ、「そうです」と、あっけなく白状。自嘲気味に笑って会場を後にした。
任命式の後に行われた懇親会では、ファミリマートの人気商品ファミチキやデザート、冬の名物おでんなどが無料で振る舞われた。芸人たち自ら、懇親会に参加した一般客に商品を手渡ししたり、一緒に撮影したりと“密着”のPRは大盛況となった。
同キャンペーンの第1弾として、人気お笑い芸人が初夢を現実にむけてサポートしたり、豪華な賞品が当たるなど、2012年を新たな笑顔で迎えるべく『初夢わっはっはキャンペーン』が、全国8700店舗で2011年12月27日?2012年1月23日まで開催される。