元『AKB48』メンバーで女優の前田敦子(21)が4日、都内で行われた『サッポロ 麦とホップ』新CM発表会にミュージシャンの布袋寅泰(51)とともに出席した。
サッポロビール(株)は、新ジャンル『サッポロ 麦とホップ』の中味・パッケージリニューアルに伴い、前田と布袋を新しくイメージキャラクターに迎え、2月5日から新CMをオンエア。『麦とホップ』発売当初からCMに出演している“名誉社長”田村正和(69)が、ビデオメッセージで呼び込む演出で、前田、布袋が登場した。
CMには別々で出演しており、イベント初共演となった2人は、「噂以上におキレイで、凄い存在感がある方ですね」(布袋)、「物凄く優しくて、凄く大きくて、会った瞬間に笑顔で、緊張が救われました」(前田)と、お互いの印象を。ラメ模様でスリットが入ったミニスカート姿の前田は、「初めてお酒のCMに出演させていただけるので、新しい私の顔を見せられればいい」と挨拶。
実際に2人が出演したCM本編、WEB限定のCMも場内で流れ、布袋は「美味しいものには美味しい顔が出る。こんな顔して飲んでるんですね。わざわざ鏡見ながら飲む人いないじゃないですか。知らない自分を見たような気がします」と、照れながら感想を語る。『麦とホップ』の味については、「実際に美味しいものを飲んでいるので、美味しそうに飲む必要はないんですけど、味わいながら飲んだので、とても楽しい撮影でした」と、絶賛した。
最近、お酒が飲めるようになったという前田も、「美味しいものを飲んだり食べたりしてるときって素に近い。自分の素を見られた気がして恥ずかしいけど、自分で見れたのは嬉しいです」と笑顔。
CMでは、『麦とホップ』『麦とホップ〈黒〉』をハーフ&ハーフで混ぜる姿が流れており、MCにそれを飲んだときの感想を聞かれ、「あれ? なんでしたっけ? ごめんなさい、緊張しちゃって」と質問を聞きなおす場面もあったが、「一つずつでも美味しいですけど、2つ混ぜて飲むとマイルドなんですよね。凄く飲みやすいと思いました」と、混ぜても美味しいと明言した。
『麦とホップ』の“ビールと間違うほどの美味しさ”の秘訣について、布袋は「コク、味わい」、前田は「泡」とコメント。布袋が「コップを冷蔵庫で冷やして、泡を作るためにまっすぐ立てて注ぐ」と、飲むときのこだわりについて語ると、前田も「ぜひ私もやってみたい」と、うなずいていた。
また、サッポロは前田、布袋、田村の声が入った『しゃべる!コースター&特製泡グラス』と『しゃべる!ハンディサーバー』が当たる『あなたにもビールです。キャンペーン』を実施。実際に場内にもこれらの景品が持ち込まれ、前田がハンディサーバーからグラスに『麦とホップ』を注ぐと、「見てみて~凄い美味しそうな泡! 入れ過ぎてこぼさないようにね」という前田の声が響き、場内が和やかムードに。
前田からグラスを手渡しされた布袋が『麦とホップ』を飲み、「最高です! これで飲むたびに前田さんのことを思い出しそうですね」とニッコリ。さらに布袋がコースターにグラスを置くと、布袋が実際に演奏したギターの音と、「泡がなくなっちゃうぞ」という布袋の声が流れた。
なお、退場時の前田に対して、報道陣が「板野さんの卒業について一言お願いできますか?」と、同じ『AKB48』1期生メンバーだった板野友美(21、チームK)が、1日に同グループを卒業することを発表したことについて質問を投げかけたが、前田は無言のまま会場を後にした。