
女優・綾瀬はるか(27)、俳優・西島秀俊(41)、長谷川博己(35)、小泉孝太郎(34)、女優・剛力彩芽(20)の大河ドラマ『八重の桜』(NHK)出演者と、大相撲力士の横綱・白鵬(27)、大関・稀勢の里(26)、関脇・把瑠都(28)、前頭・隠岐の海(27)、歌舞伎俳優・市川海老蔵(35)が3日、千葉県成田山新勝寺の特別追儺豆まき式に出席した。
男優陣はスーツの上から緑、女優陣は晴れ着の上から赤、関取衆は羽織袴の上からピンクの裃(かみしも)をそれぞれ着て登場。日曜日と重なったため、「近年では最高の人」(警備の警察官)というほど、広い敷地を立錐の余地なく埋め尽くした大勢の一般客の声援に笑顔で手を振り声援に応えながら、豆まきを行った。
今年も昨年に引き続き、「世界平和・万民豊楽・五穀豊穣・転禍為福」に加え、「東日本大震災被災地復興」への祈りをこめ、被災地代表として陸前高田市の戸羽太市長が参加。「震災に勝~つ!福はー内ぃー」のかけ声とともに、勢いよく豆をまいた。
新勝寺では、本尊の不動明王が鬼を福に改心させることから「鬼は外」とは言わない習わしになっており、大発声のもと、被災地の早期復興を祈願した。この日、豆まきは午前・午後に計3回行われ、合計、大豆860キログラム、からつき落花生400キログラムを用意した。
主演の新島八重役の綾瀬は、最前列のセーフティーゾーンにいる小さい子どもたちに優しい微笑みを浮かべて、トスするように優しく手前に投げたり、少しでも遠くに届くように何度もバスケットボールにゴールを入れるときのように、ジャンプして投げるなど、90秒ほどの豆まきを楽しんだ。
日向ユキ役の剛力は、年女で一緒に記念撮影をするおじさん、おばさんたちから、至近距離での“写メ攻撃”にもニッコリ。ちょっと恥ずかしがりながらも応じる。豆まきでは、春陽の日差しに負けないぐらいの弾ける笑顔で、肘を高くして90度曲げたまま、反動をつけて遠くまで飛ばしていた。終始、ファンの声援に何度も笑顔で手を振りながら華を添えた。
山本覚馬役の西島、川崎尚之助役の長谷川、徳川慶喜役の小泉の男性陣は、野球の遠投をするような投球フォームで、振りかぶって勢いをつけて遠くまで投げたり、下手投げで近くの参拝客たちに投げるなど、まんべんなく豆を撒いていた。




























