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長渕剛紅白歌合戦は被災地東北から鎮魂の思いを込めた生中継

 ミュージシャン・長渕剛(55)が、年末大みそかの『第62回NHK紅白歌合戦』で東日本大震災の被災地となった東北地方から生中継で出演することが18日、分かったと、19日付の東京中日スポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ各紙が報じている。

 現在、中継場所の最終調整が行われているといい、被災者への祈りや鎮魂の思いを込めて書き下ろしたピアノの旋律から始まる新曲『ひとつ』を披露するという。

 被災地からの生中継が決まったことに長渕は、「非常に意味のある使命を授かったと思っています。震災によって何もなくなってしまったがれきの大地から人間が立ち上がり、その精神力を背中で受けながら希望へ向かっていく。そして来年も今年以上に大きな絆を結び合いながら、人間同士が温かい希望に包まれるようになりたいと思っています」と、歌によって人を繋げる考えを明かした。

 長渕は、4月に復興支援ラジオ番組『長渕剛 RUN FOR TOMORROW?明日へ向かって?』を立ち上げ、16日に宮城・石巻市の避難所などを慰問。自衛隊松島基地では全国から集まった約1500人の隊員をねぎらうミニライブを開催するなど、いち早く復興支援をしていた。

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