お笑いタレント・スギちゃん(39)が21日、都内で行われた『プッチンプリン ギネス世界記録 認定授賞式』に出席した。
グリコ乳業株式会社が1972年にレギュラーサイズ(105g)を発売して以来、長年に渡り愛され続けてきたプッチンプリンが、発売開始からのシリーズ累計販売個数が51億個を突破し、ギネス世界記録に認定。これを記念し、ギネス世界記録認定パッケージが本日21日から全国で、期間限定商品としてリニューアル発売される。
『世界一売れているプリン』のギネス世界記録認定授賞式が行われ、グリコ乳業株式会社代表取締役社長・梅﨑信彦氏に認定証が渡された後、スギちゃんが上下デニム姿に裸足のいつものスタイルで登場。「流行語大賞を獲った人は消えるジンクスがあるとかないとか言うけど、そうならないように私はプッチンプリンさんにあやかって、きょうは遊びに来ました」と、自虐的に挨拶した。
今年が前厄にあたるスギちゃんは、ステージ中央に置かれた巨大なプッチンプリンの記念碑に向かい、ヒット祈願&厄払い。「お笑いだけじゃなく、ドラマや映画に出れますように…。お笑いだけだと限界があります…。ワイルド以外のキャラクターも売れますように…。ワイルドはもう出尽くしました…。これを見ている作家さん、(所属事務所の)サンミュージックに連絡ください…」と、切実な思いをボソボソ声でお願いし、場内からクスクスと笑い声が起きた。
報道陣にもプッチンプリンが振る舞われ、スギちゃんの「エブリバディプッチーン！」の掛け声で、スギちゃん、報道陣ともに皿の上にプッチンプリンを乗せ、頬張る。スギちゃんの新ギャグ「うまスギちゃん！」の反応はイマイチだったが、「プッチンプリンさんのおかげで今年も安泰。ともに歩んでいけたら。CMのほうも待ってます！」と、したたかに梅﨑社長にお願いしていた。
その後の囲みでは、「ワイルドだけでは限界を感じている？」と報道陣に聞かれ、「感じてます」とぶっちゃけてしまったスギちゃん。「でも、逃げたくないんですよ、俺は。ワイルドをやめて、マイルドのキャラにしたら？って言われるけど、マイルドではネタができない」と、方向性に行き詰っているようだ。
前田敦子のモノマネでブレーク中のキンタロー。(31)については、「怖いですよね。でも、それが続くかどうかですよ。私はワイルドで1年持ったから」と、先輩芸人として忠告。だが、「潰そうとは思わない。乗っかれるなら乗っかりたい。早くサンミュージックの後輩にも一発屋が出て来て、バーターとして使ってほしい」と、本音をさらけ出し、報道陣を笑わせた。
自身のブログでは、事務所から大量のプッチンプリンが送られてきたことがつづられていたが、「完全に一人プッチンですよ。あとは後輩芸人とプッチンですよ」と女っ気はなし。「そっちも頑張ります！ なんとかします！」と、熱愛報道されることを願い、「芹那ちゃんはこの前ふられたから、SHELLYさん。この前、番組で私をイジってきて、好きになりかけた」と、なんとSHELLY(28)にラブコール！ 報道陣の「他に候補は？」の追い討ちには、「鈴木奈々ちゃん。それも(彼氏がいるから)ダメですね！ 僕、60点、70点ぐらいの一般の方が好きなんです」と、テキトーに答えていた。
また、プッチンプリンのギネス世界記録認定を記念し、世界一を巡る旅プレゼントキャンペーンも実施。ギネス世界記録認定地(4ヶ所)への海外旅行(4泊6日)が抽選で総勢10組20名に当たる。
