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黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」

黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」
「しばらくプライベートの話はできない」と、黒田

 元俳優でハイパーメディアフリーターの黒田勇樹(30)が17日、都内で行われた映画『ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー』(監督・脚本:デニス・リー)のDVDリリース記念イベント試写会に、入江悠監督(33)とともに出席し、トークショーを行った。

 同映画は、スパイク・リー監督も受賞した全米の大学生・大学院生を対象にした「スチューデント・アカデミー賞」で大賞を受賞したデニス・リー監督の短編映画がもと。ハリウッド女優のジュリア・ロバーツが脚本を読んで惚れ込み、自ら製作総指揮を努めて短編映画から長編化。さらに、彼女の実姉が製作に加わった、天才少年ヘンリーとちょっとへんなダメ家族の愛と希望の再生の物語。

 夫の黒田からのDVが元で、昨年12月から別居している妻で歌手の中村瑠衣(26)が、ブログで「離婚調停中」と書いたが、それを否定していた黒田は、「家族をテーマにした映画で俺を呼ぶなんて頭おかしいだろ。ここの宣伝部」と、毒づく。

 しかし、それ以後、「離婚調停」など、自らの家庭の話には触れずじまい。ただ、「しばらくプライベートの話は出来ない」と、語ったのみ。イベント終了後、進捗状況を確認しようと待っていた取材陣を巻くようにして、別な出口から脱出。さらに、追いかけた記者を振り切り、タクシーに乗って会場を後にした。

黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」

 ネットで話題となっている黒田だが、元々は天才子役といわれ、将来を嘱望されていた俳優だったが、「1才の頃から子供服のモデルをやり、5才で大河ドラマでテレビデビュー、8才で帝国劇場で舞台デビュー。出るドラマ出るドラマ視聴率が30%を超え、現在は食肉加工工場でバイトをしています(笑)」と、自虐的な自己紹介。

黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」
「俺を呼ぶなんて頭おかしいだろ」

 天才子役からフリーターになった経過について黒田は、「だんだん仕事減っていたけど食える状況が28年続いてきた。苦労して役をつかみとった人たちと、むこうから役が来ていた自分とモチベーションがちげーなと。ほかに(この役を)やりたい人がいるならどうぞという感覚で、そこまでストイックになれないことが悔しかった。これで30歳なった時に、俳優やめたいと思った時に仕事できなかったらどうしようと思って、28歳の時にバイト始めた」そうだが、俳優をやめたわけではなく、「次に俳優やると思ったときは、これしかねぇぞという時にやろう」と思ったそうだ。

 一方の入江監督は、「僕は逆で、28歳で『SR サイタマノラッパー』撮って、夕張のファンタスティック映画祭の賞をもらって、映画監督としてやっていけるようになった」と、28歳がスタート地点だという。

 それまでは、「依頼されていたもの、Vシネマみたいなものは撮っていたんですけど、これで勝負するというのはなかった。『SR サイタマノラッパー』は、自分にしか撮れないものだろうなと。僕の地元の埼玉が舞台で、主人公はラップをやっているけれど、売れていないからまさにフリーターですね。こんな話はどこに持って行っても映画化されないだろうという自信があって、じゃあ自分でやろうと。映画監督は28歳で仕事してないと世の中に出られないという説があって焦っていた」と、当時の状況を振り返った。

 「映画監督は小さい頃からの夢でした」という黒田は、「どこから映画監督と自覚したのか」「キャラクターが先なのか、テーマ的な部分が先なのか」など、興味津々で聞いていく。

黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」
俳優復帰を示唆した

 実は、黒田は、日本初の映画に特化したクラウドファンディングサービス 『FiRoom』を利用し特撮映画『メンタルヒーローJ1』(仮)で監督デビューする予定だったが、離婚騒ぎや目標額も集まらず、プロジェクトは中止となっていた。

 そして、現在は、「映像向けのワークショップの講師をしている」そうで、そこで、生徒たちにカメラを使って場面の練習などをし、「その生徒たちを使って映画を撮ってみては」との新しい提案があったという。構想も出来上がっていて、「推理モノで、黒田勇樹は生きてるというのをテーマに、『黒田勇樹殺人事件』という僕が殺される映画を作ろう」と、前向きに人生を歩み始めた。

 入江監督は、黒田の俳優復帰に興味津々で、「ドリュー・バリモアも一度、俳優やめていたけど、復活し、監督して、プロデューサーもしている。ロバート・ダウニー・ジュニアもキャリア傷ついた。人生経験を経てからのほうが見たい」と、プッシュする。

 これに黒田も、「どうしようかなと思って、俳優やめてから、ネットでチヤホヤされて、しばらくプライーベーとの話できないから、どうやって自分の活動とか生き様を伝えていくかってなると、演技しかないのかな。腹くくるかなって思ってる。俳優を嫌いになったわけじゃない。半年ください。10キロ落とします」とまんざらでもない様子。

黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」
映画監督に興味津々

 時間もあっという間になくなり、同映画の感想を聞かれた黒田は、「出演者はみんな上手いですが、特に一家の娘オードリー役の女の子は天才。どうか、僕みたいにならないでほしいな(笑)」と、エール。

 さらに、黒田は、「こんな最低な人生でも愛おしい」というキャッチコピーにやられている。次の一歩を踏み出すのは、それぞれ、七転び八起き、七転八倒なのかわからないけど、9回目に起き上がればいいんだなって思います」と、前向きに締めくくった。

 入江監督も、「監督の次の作品が見たいですね。この監督、単純に悔しい、このクオリティー。カメラいいですよ。劇場公開したら、シネクイント(渋谷パルコ3にある映画館)でやってても良い感じのオシャレな映画」と、絶賛した。

 ストーリーは、1才になる前に言葉を発し、わずか10才で大学生となった天才少年ヘンリー(ジェイソン・スペヴァック)は、フェミニストの母親(トニ・コレット)が人工授精で生んだ子供だった。ある時、ヘンリーは自分に腹違いの姉がいると驚くべき事実を祖父から知らされ、父親を探す旅に出ることになる。

 同DVDは、23日より全国のTSUTAYAでレンタル開始。4月2日に3990円(税込)で発売される。

 

黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」


黒田勇樹、俳優復帰を示唆!離婚調停問題に触れず、「しばらくプライベートの話は出来ない」
黒田勇樹
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ジュリア・ロバーツが製作総指揮をつとめた


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入江悠監督
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