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ホリプロMBOで株式上場を廃止

 芸能事務所『ホリプロ』が16日、経営陣による自社買収のMBO(マネジメント・バイアウト)を実施し、上場廃止することを発表したと、17日付のデイリースポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツ、スポーツ報知、東京中日スポーツ各紙が報じている。

 これにより、ホリプロは公開買い付けを実施。同社の創業者である堀威夫・元会長ら堀氏一族が株主の『青春社』が、1株1050円でホリプロ株を求めることになる。期間は今月19日から来年2月6日までの間。すでにホリプロ側は16日に取締役会を開き、このMBOを支持する意向を打ち出している。

 同社は、経営の透明性確保や資金調達を目的に、業界に先駆けて株式公開を実施し、1989年に店頭公開すると、02年から東証1部に上場していた。今回のMBOは、経営環境の変化を受け、経営陣による経営自由度を優先することを選択し、上場廃止とするという。

 同社には歌手・和田アキ子(61)や女優・綾瀬はるか(26)、さらには、楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手(23)も在籍している。

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