人気ダンス&ボーカルグループ『EXILE』のパフォーマー・MATSU(37)、USA(35)、MAKIDAI(37)、TETSUYA(31)、『EXILE』のパフォーマーで、『三代目J Soul Brothers』のリーダー兼パフォーマー・NAOTO(29)の5人が17日、お台場・フジテレビ本社内でおこなわれた「ダイハツ プレゼンツ マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー」日本公演記者発表会に出席した。
フジテレビがシルク・ドゥ・ソレイユと共に届ける記念すべき10作品目で、“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンに捧げるトリビュートショー。生前、マイケルが熱望していたシルクとのコラボを、マイケルに信頼されていた多くのクリエイターが集結し、彼の抱く精神や情熱、愛を表現していく。2011年に開幕、北米・ヨーロッパを巡り、これまで200万枚のチケットセールスを記録している。
スペシャルサポーターに就任したEXILE。MAKIDAIは、「EXILEメンバーみんな、マイケルをアーティストとして尊敬している。今回、『イモータル』という舞台になるということで楽しみにしています」と、公演への期待を話す。
MATSUは、「マイケルもシルクも大好きなので、2つのコラボレーションが見れるとなると、今から楽しみでしょうがない。ダンサーも選りすぐりのダンサーで、ストリートダンサーも世界的に有名な人が出ている。僕たちが映像で見ていたような人たちが出ている。踊りを見ているだけで、僕たちもゾクゾクする」と、見どころを語る。
MAKIDAIも、「実際に、マイケルとツアーを回っていた人たちが演奏をやるということで、音もリアルだと思うので、凄い行きたいですよね」と想像するだけで、期待に胸を膨らませた。TETSUYAも、「音を聴いているだけで興奮すると思いますし、早く生でみたいなぁと思います」と、待ちきれない様子。
そんな中、マイケルもシルクも大好きで、「このショーはいち早く見たい」と、昨年10月にイギリスのロンドンまで公演を観に行ったというUSAは、「シルク・ドゥ・ソレイユの作品で、ダンスが全面に出てる作品は初めてだと思うが、見ていてじっとしているのがつらいぐらい。みなさんライブを見るかのように楽しんでいて、会場の中にいると、踊りだしたくなるぐらい心躍らされました」と、未だ興奮冷めやらぬといった感じで熱く語った。
さらに、「何十年もマイケル・ジャクソンと活動していたミュージシャンが演奏しているのを聴いているだけで興奮する。シルク・ドゥ・ソレイユの世界観とマイケル・ジャクソンの波長がぴったり合っていて、マイケル・ジャクソンもこれを見たかっただろうな」と、思いを馳せる。
大のシルクファンというMATSUは、「ラスベガスでもたくさん見ているし、東京で公演がある時はほぼ全部見ている。好きすぎて楽屋の方まで行かせてもらいました。エンターテインメントは大前提で、個人個人の技術だったり、世界観もそうですけど、お客さんを沸かせるおもてなしの心。楽しませるというのが魅力」と、魅力を語る。
NAOTOも、「徹底してパフォーマンスを追求して、どこにも隙がない。そして、EXILEもライブを作るにあたって大事にしている『鳥肌感』を、シルクのショーを見ていると何度も鳥肌立つ瞬間があって、パフォーマーとしても刺激になりますし、憧れのステージだと思います」と、熱く語った。
EXILEのメンバーは、マイケル・ジャクソンが大好きで、「大好きが高じすぎて、ライブ衣装をマイケルの衣装を作っていたザルディ・ゴコにお願いし、日本に来て全員分作ってもらった。袖を通した時に鳥肌立ちました」とTETSUYAが興奮気味に語る。
NAOTOは、『三代目目J Soul Brothers』の昨年のライブで、「背中に古着のマイケルのTシャッを貼り付けてリメイクした。背中にエンターテインメントの髪を背負っている。マイケルがココにいてくれると思うと、いいパフォーマンスができた」と、その効果を語る。
MATSUは、マイケルグッズを集めていて、その一部を披露。特にスリラーのTシャツがお気に入りという。
MAKIDAIは、「初めてマイケルを知ったのは、小学校6年生の時に『BAD』という曲が流行っていて、プロモーションビデオのダンスを家で見て、マネして学校で踊っていました」と、エピソードを披露した。
ここで、一番好きなマイケルの曲を聞くと、NAOTO以外の4人がスローバラードの『Human Nature』を選ぶ。
MATSUは「曲としてもシンプルでいい曲というのもあるんですけど、自分たちが影響を受けたトップダンサーたちが踊っているのをみて、かっこいいなぁ。こんな切ない曲で、こんな踊り方。青春時代の思い出の曲。同じ世代なんで、時代を共に過ごしてきた」。
USAは、「ビートが効いたナンバーもだいすきなんですけど、それよりは、優しくて、心も体も踊り疲れた時に、休みながら癒されながら、踊れるようなナンバーだと思います」と言うと、それを受けてMATSUは、「天使がいたら、もしかしたらこんな声なのかなという歌声ですね」としみじみ話した。
TETSUYAも、「アップテンポで激しく踊るのは当たり前にあると思うんですけど、こういう曲で、こういうふうに表現するんだというインスピレーションを受けて、印象を頭のなかにスパッと入った曲であったんですよね。この曲は僕の中で究極です」。
一方、NAOTOにとってのNo.1は『Billie Jean』で、「イントロがかかっただけで、唯一無二のかっこ良さを持っている。マイケルといえば、ムーンウォーク。それを初めて披露したのがこの曲のミュージックビデオで衝撃だったし、それを超えるムーンウォークを見たことがない」と話し、自らムーンウォークを披露した。
USAも、「ムーンウォークほどロマンのある踊りはない。ネーミングも大好きだし、重力さえも支配されない自由な踊り。僕も一生懸命練習しました」と話すと、USAもステージで技を披露して会場を盛り上げた。
最後に、4人からメッセージ。
MATSU コラボレーションが実現するということで自分自身も楽しみにしている。多くの方に見ていただきたい」。
USAは、「映像は世の中にいっぱいある。生の感動は超えられるものはないなと思ったので、感動を体感してほしい」。
MAKIDAIは、「話しているだけでテンション上がってくる。実際にシルク・ドゥ・ソレイユの皆さんがマイケルの楽曲でパフォーマンスするのは、生で見たら相当楽しいだろうし、刺激的だと思う。自分たちも楽しみにしているので、みなさんも一緒に楽しんで下さい」
TETSUYAは「マイケルの思い、気持ちがたくさんつまっていて、世界中のファンのかたの思いもたくさん詰まっているショーが日本で見られるのが楽しみ。たくさんの人に楽しんでいただけるよう公演を盛り上げていきたいです」。
NAOTOは、「僕自身本当に大好きなマイケルと、エンタメの最高峰のしるこドゥ・ソレイユのコラボへレーションを応援できることを光栄に思っている。皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います」
イベントの最後には、公演の名称の「イモー“タル”」にちなみ、“樽”酒が登場。5人で鏡開きをして、日本公演の成功を祈願した。
同公演は、5月9日~6月16日まで、さいたま、横浜、名古屋、福岡、大阪、など然36公演アリーナショーを行う。