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劇団EXILE青柳翔 渾身作品に両国国技館で2ヶ月相撲のけいこ!温かさ感じてくれたら成功

劇団EXILE青柳翔 渾身作品に両国国技館で2ヶ月相撲のけいこ!温かさ感じてくれたら成功
映画『渾身』の記者会見が開かれた

 女優・伊藤歩(32)と『劇団EXILE』メンバーの青柳翔(27)が10日、東京・日本外国特派員協会で映画『渾身』(監督:錦織良成/配給:松竹)記者会見を錦織監督とともに開いた。

 隠岐諸島の伝統で20年に1度開かれる隠岐古典相撲大会を忠実に再現しつつ、人と人との絆の大切さなどが描かれたヒューマンストーリー。

 坂本英明(青柳)は数年前に麻里とともに駆け落ち同然で島を出た。その数年後、麻里は病死し、2人の間にできた娘・琴世とともに英明は島へ戻ってくる。麻里の親友だった多美子(伊藤)は2人の面倒を見ていたが、あるとき英明と心を通わせることとなり結ばれることに。親からも縁を切られ孤立している英明だったが、隠岐古典相撲に地道に一心に取り組む姿から周囲の評価も変わってきていた。そんな中、古典相撲の大会が開かれることとなり、正三役大関となった英明の前に、島一番の実力者が対戦相手として立ちはだかることとなり…。

 外国特派員協会での会見だけに、質問などは英語で飛ぶこととなったが、伊藤が流暢な英語で、「約2ヶ月期間を経てフィルムにしました。もちろん相撲という部分がテーマですが、島根県の人々に支えられている映画なので、こういう形で観て頂けることを嬉しく思います」と、スピーチ。

劇団EXILE青柳翔 渾身作品に両国国技館で2ヶ月相撲のけいこ!温かさ感じてくれたら成功

劇団EXILE青柳翔 渾身作品に両国国技館で2ヶ月相撲のけいこ!温かさ感じてくれたら成功
記者会見が開催された

 青柳は、「僕自身も、出演者の方も隠岐の方々も、渾身の思いで作りました。公開前に観ていただけて嬉しいです」と、力を込める。英明を演じるに当たって、「もともと鍛えていたので鍛える必要はなかったですが、2ヶ月間ですが撮影に入る前に相撲をけいこする環境で鍛えました。両国国技館の教習所センターに通って教えてもらいに行きましたね」と、振り返っていた。

 本作にかかわるようになり相撲に興味を持ったかを聞かれ、青柳は「1度(両国国技館に)行きました」といい、伊藤は、「私は女性なので相撲はできないですが」と前置きし、場内を和ませつつ、「相撲の精神性というのは日本人みんなが持っている精神じゃないかと思うんです。みんなが相撲という神事を通して島が一つになったりするということがあるんだなって。相撲を知れたことが財産になったと思います」と、手応えを。

 最後に、伊藤から「みんながこういう作品のように思い合えたら希望のある社会になるのではないかという映画になっています」と、胸の内を語ると青柳は、「都会に出てきて5年経つんですけど、地域のつながりとか、小さいころは助け合いというのを考えていたと思うのですが、都会に住み始めてから薄くなってきていたんです。でも、隠岐だと、人んちの冷蔵庫に魚を入れるんですよ。都会でやったら捕まりますし無理ですから!そういう温かさというのを感じてくれたらこの映画は成功なのかなと思います」と、思いを語っていた。

 映画『渾身』は12日より全国ロードショー!

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青柳翔
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伊藤歩
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錦織良成監督
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ポスター
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