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“和製ブロンソン”逝く…佐藤允さん 急性肺炎で死去

 独特の風貌で“和製チャールズ・ブロンソン”と呼ばれた俳優の佐藤允(さとうまこと)さんが、昨年12月6日午後6時、急性肺炎のため横浜市青葉区の病院で死去していたことが8日、わかった。78歳だった。

 佐藤さんは佐賀県出身で、アクション俳優としてギャングや刑事を演じ、岡本喜八監督の『独立愚連隊』(59年)の従軍記者役で一躍注目される。シリーズ化された『独立愚連隊西へ』や『暗黒街の弾痕』など岡本監督作品の常連となり、黒沢明監督の『隠し砦の三悪人』、舛田利雄監督の『二百三高地』、今村昌平監督の『うなぎ』など多数の映画に出演した。

 9日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、喪主は長男で映画監督の佐藤闘介氏(48)が務め、葬儀・告別式は近親者のみで済ませたという。

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